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ナスのグラタンの記事を書いているときに「秋茄子は嫁に食べさせるな」って書いて何でそうなんだろうとちょっと調べてみたら、結構面白かったので紹介します!
嫁に食わすな秋なすび
何でこんな言葉が生まれたのか?
秋茄子が美味しくなるのは昼夜の温度の差が大きくなり、果肉が締まってきて一層おいしくなるのに!こんなおいしくなるナスを食べさせるななんて?
いろいろな説
1 姑の嫁いびりで、こんなに美味しいナスを食べさせたくないと言った事から、嫌いな人へのあてつけ説
2 ナスは体を冷やす作用が有るために「子供を産んでほしい嫁が体を壊さないように」との説
3 秋のナスには種が無いので、子種が無いになり子供が出来ないのでは困るから縁起をかついだ説
4 ナスは花が咲くと必ず実がなるから、ただでさえ貧しいのに身ごもって子供が出来ては困るとの説
などの説が有ります、3と4では全く逆の事ですよね!どちらかと言えば1も3も4も美味しいものは嫁には食べさせたくないと言う、何となく姑の悪意が感じられるような気がしますね!
個人的には2であってくれるのがいいんですけど、秋のナスは実がつまり本当においしくなって、可愛いく大切な嫁が食べ過ぎて体を冷やさないようにとの心使いで欲しいんですけど、真相はどうなんでしょうか?
一富士、二鷹、三なすび
ついでにこれも結構有名ですよね!知っているとは思いますが、改めて!
初夢で見るといいと言われるこのことわざは、すべてが高いと言う事です。江戸時代ナスは高価な食材でしたのでそういうことわざが生まれましたと言う事は誰もが聞いたことはあると思います。
確かに富士山は日本1高い山ですし、鷹は獲物を掴み取ると言う事です、ナスは「成す」から「成功」すると結びつき縁起がいいとされました。
また徳川家の駿河の国の特産物を集めてこれに合わせたとも言われています。
どちらにせよナスは高い食材ではありましたが、昔から好まれていた食材ではあったようです。
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ナスの栄養は?
ナスはほとんどが水分です、確かにわずかではありますが、ビタミンとミネラルは含まれてはいますけど!でもカロリーが低くヘルシーな食材です。油をよく吸いますがしっかり焼けば吐き出すように油を外に出してしまいます。
皮にはポリフェノールの一種が含まれていて(ナスニンとアントニシアン)強い抗菌作用が有りコレステロールを下げ動脈硬化を予防したり、血液をサラサラにする効果が有ります。
食べ方として焼きナスなんかは茄子の味をストレートに味わえカロリーが低いのでダイエットにいいですし、油を使った料理だと油をよく吸うのでお腹にたまりスタミナ食の料理になります。
最後に
いろいろ調べると面白い食材です。夏野菜は全体に体を冷やす作用が有りますが、ナスは特に効果が有ります。
のぼせやすいとか暑さが苦手ならナスは効果が期待できる食材でおすすめです。
まだまだ調べていけば面白い事や料理の使い方のヒントになると感じました。どんな食材も調べていけば面白い特性や使い方があります。
また料理を作る時の食材ひとつひとつについても記事にしていきます。隠れたエピソードもありますので!
保存の仕方や選び方は違う記事に書いてあります。
運営者 春眠
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