お酒好きには、冬になると日本酒が恋しくなりますよね!
あなたはどうですか?
もしかしたら私だけかもしれませんが、、、、、
滋賀県の近江鉄道では、近江の地酒電車と言うイベントが有ります!
日本酒の味の基礎知識を知れば、きっとイベントをもっと楽しめると思います。
そこで味の基礎知識とこのイベントを紹介したいと思います。
もう終わっちゃいましたが、11月にはヌーヴォーのイベントも有ったようです。
お酒を楽しむ鉄道会社のイベントって?
調べてみると結構日本各地で、
こんなイベントを行っている鉄道会社が有るんだと感心しました。
お酒大好きな私が今まで知らなかったとは、、、、、、
ちなみに簡単に列記しますと
★★
観光列車つどい、おでん電車(大阪府)
近鉄・・・大阪上本町から樫原神宮~大和西大寺~上本町
内容はおでん・おつまみ・缶ビール・お酒等が付いて大体4500円位の企画
★★
弘南鉄道忘年会列車(青森県)
弘南鉄道・・・弘前~黒石間(1往復・やく2時間)
内容は飲み放題で抽選会等で3500円位
★★
忘年会列車(秋田県)
由利高原鉄道・・・羽後本庄~矢島往復(約2時間)
内容は飲食代と往復運賃で3900円位
★★
関鉄ビール列車(茨城県)
関東鉄道・・・取手駅~下妻~取手駅(約3時間)
内容はビール/酎ハイ飲み放題・おつまみ弁当で4000円
などなど
クリスマスや忘年会等のイベント絡みでワインやビール・日本酒を飲みながら
車窓を楽しみましょうと言うのが日本各地で行われています!
今回は関西特に滋賀県の近江鉄道の地酒のきき酒について少し紹介します!
なぜって?
私が京都なので、近場で行ってみたいと思いましたので、、、、!
近江鉄道!近江の地酒電車は
来年2018年の運行や内容について、ですが結構!いい内容だと思います。
是非何とか仕事の都合を付けて参加してみようと思っています!
期間は
1月の26日から3月10日のほとんど毎週の木・金・土曜日の運行みたいです。
すでに予約が始まっていて
満席の日も有るみたいです、特に金曜日は人気があるみたいで、
1月と2月の2週は満席みたいです
2月後半からの分は今からでも十分空いているようです!
(思っている以上に人気のイベントの様で、満席も時間の問題かもしれませんけど)
運行スケジュールは?
日によって彦根発と八幡発が有り出発時間も違います。
彦根発は19:03と15:37分発が有り、
八幡発は18:47と16:03分発です、どちらも所要時間は約2時間みたいです。
これも日によって違いますので予め調べて予約しましょう!
料金やイベント内容は?
料金は3900円と5500円の2種類!
何が違うかと言うと、今年からの試みらしんですが、5500円は大吟醸のようです。
料金には日本酒11種類(昨年までは10種類のようでした)の、飲み放題と
簡単なお食事に運賃が含まれます、もちろん税込です!
簡単な食事は「暖かおでん6品」大根・赤こんにゃく・ちくわ・ごぼ天・牛すじ・たまご!
「近江の小料理」うろりのつくだに・エビ豆・鴨ロース・卵焼き・カマボコ・串カツ・酢和えです!
「うろり」と言うのは琵琶湖で夏に捕られる小さな「ごり」の事で、
正式な名称は「オウミヨシノボリ」と言うハゼ科の魚です。
その他にオプションで焼き鯖すし4切れ(650円)近江の食材盛り合わせ(1000円)があるようですが、
酸化した人に聞くところ、オプション無しでも十分だと言っていました!
では肝心な利き酒の日本酒はと言うと?
七本槍(純米)冨田酒造(長浜市)
アルコール度15度 精米歩合60% 日本酒度+4.5 酸度1.7
多賀秋の詩 多賀株式会社(多賀町)
アルコール度16度 精米歩合70% 日本酒度+0.5 酸度1.2
長寿 金亀白80 岡本酒造(豊郷町)
アルコール度16~17度 精米歩合80% 日本酒度-15 酸度2.5
しぼりたて旭日 純米辛口 藤居本家(愛荘町)
アルコール度18度 精米歩合70% 日本酒度+12 酸度1.8
純米吟醸 一博 中澤酒造(東近江市)
アルコール度16.8度 精米歩合55% 日本酒度+3 酸度1.8
大治郎 純米吟醸うすにごり 畑酒造(東近江市)
アルコール度17.5度 精米歩合55% 日本酒度+4 酸度1.8
辛口純米吟醸 喜楽長 喜多酒蔵(東近江市)
アルコール度17度 精米歩合55% 日本酒度+14 酸度1.8
特別純米 近江龍門 近江酒造(東近江市)
アルコール度15.7度 精米歩合60% 日本酒度+1 酸度1.3
松の司 純米 松瀬酒造(竜王町)
アルコール度15~17度 精米歩合70% 日本酒度+4 酸度1.6
山廃仕込み特別純米 美冨久純酔紫霞 美冨久酒造(甲賀市)
アルコール度15度 精米歩合60% 日本酒度+7 酸度1.8
これに岡本酒造よりもう一品(2018年から)の11銘柄です。
近江鉄道地酒電車サイトはこちら⇒内容
日本酒の味の基礎知識って?
サー!近江鉄道のイベントについて紹介しましたが、
利き酒日本酒を紹介していた所に、アルコール度・精米歩合・日本酒度・酸度と書きましたが、
これが日本酒の味の目安になります。
アルコール度と精米歩合は説明しなくてもわかると思いますので、
日本酒の味の基準となる、(専門家はこれだけでないようですけど)
日本酒度と酸度について味にどうかかわるのか説明していきます。
日本酒度って?
簡単に言えば日本酒の比重の事です!
それが味にどういう関係がって?思いますよね。
日本酒の甘さはブドウ糖によります、このブドウ糖水より比重が重いので
マイナス(重い)ほど多くのブドウ糖を含まれていると言う事になり、
甘口の味と言う事になるんです。
この基準は4度の蒸留水と同じ重さの時の比重を 0 として、
日本酒が15度の時にはかった数字で判断します。
表現の目安は
プラスの6度以上が超辛口
+3.5~5.9が辛口
+1.5~3.4がやや辛口
+1.4~-1.4が普通
-1.5~3.4がやや甘口
-3.5~5.9甘口
と表現されます。
なかには京都の木下酒造が作るTime Machineと言う日本酒は、
何と-96という超々甘口のお酒も存在します。
酸度は?
酸度とは日本酒が出来る過程で酵母や麹・米から乳酸・コハク酸・クエン酸・リンゴ酸等
の酸が発生します、この量を表したものが酸度と呼ばれます。
酸=酸っぱいでなく、料理でも同じでほんの酸を加える事で味が引き締まったりコクが出たりします。
(料理の仕上げなどにレモン汁を入れたりワインビネガーを少し加えたりする
ちょっとした隠し技みたいなもんですね)
よく日本酒のコマシャールなんかで「切れがある味」とかいうのはこの事です!
また酸度が高いほど芳醇な味わいに、少なければ淡麗と表現されることが多いですね。
日本酒度が同じで有れば、酸度が高い方が辛く、低い方が甘いと感じると言われています。
ついでに山廃仕込みって?
山廃仕込み特別純米ってのが有りましたので、簡単に少し説明しますね。
日本酒を作る時に酵母作り=酛造りが始めの行程で、これが生酛造りと言われます。
この生酛作るためには「山卸」とい作業が必要になります、
これは酵母を作るタンクに入れる蒸米を櫂と呼ばれる棒ですりつぶす作業の事で、
米を溶かす時間を早めるための作業です。
これが結構重労働で有ったんですが、これをしなくても味にあまり影響がないと言う事から
山卸を廃止するのが多くなってきたそうで、山卸を廃止で山廃つくりと呼びます。
最後に
いかがでしたでしょうか?
色んな鉄道会社などで冬には、日本酒の利き酒などのイベントが有るようですね!
あなたの近くでもきっとあると思います、そんな時ちょっと日本酒の味についての
知識があれば10倍楽しめるんではないでしょうか?
また購入する際にも、あなたの嗜好に有った銘柄を探したり、
好みのお酒を探すのに役に立つんではないでしょうか?
最後には美味しいかそうで無いかは、あなたのお好み次第なんですけどね!!
最後まで読んでいただき有難うございました
運営者 春眠