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2018年ボジョレー・ヌーボーの出来ぐわいは?選び方や料理は?天候やコメントからの最新情報!

  • 2018年10月19日
  • 2020年6月2日
  • お酒
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早い物であとひと月でボジョレー・ヌーボの解禁日が来ますね。

フランスは今年も春の気候はあまり良くなかったです!

昨年もその前の年も冷害でしたが、夏の気候に恵まれいい出来でした。

昨年は「今世紀最高と言われた2015年を上回る、芳醇さと優美さを感じさせる仕上がり」

と言うコメントで、確かに美味しい仕上がりに出来ていました。(個人的感想です)

今年はどうなんでしょうか?

過去記事も一緒に読んでいただけると結構面白いと思います、

それぞれのところでリンクしておきますので。

ボジョレー・ヌーボ―は、なぜ11月の第3木曜日なのか?や作り方の特徴は?

元々は11月15日に固定されていました、

でもチョット問題が有りました、

それは15日が日曜日に当たるとレストランや業者が休みになってしまい、

新酒を楽しめないと言う事が起きます。

そこで第3木曜日にしたと言われています。

 

またボジョレー地区のワインの作り方は他の地区のワインと少し違った

マセラシオン・カルボニック製法と言う作り方をします。

この辺の記事は過去に書いていますのでそちらを参考にしてください。

ボジョレー・ヌーヴォー2016年の味はマズイ?特徴や出来の評価は?

 

ボジョレーヌーボ―のブドウの種類や味の特徴、選び方は?

フランス、ブルゴーニュ地方のボジョレー地区(小さな赤丸の場所です)

で収穫されたガメイ種と言うブドウから作られます。

味の特徴は?

このブドウからできるワインの特徴は明るい赤色で、香りはやや甘ったるい感じのラズベリーを思わせる香りです。

味としては「葡萄ジュースの様に飲みやすい」と言われるように果実味が有り軽い酸味が特徴です。

葡萄とワインについての参考記事⇒ワインを楽しむための基礎知識?ブドウで味の特徴がわかる知っておきたいこと!

ボジョレーを選ぶには

一口にボジョレー・ヌーボーと言っても実はランクが有るんです。

上からボジョレー・ヴィラージュ

ボジョレー・スペリュール

ボジョレーの順にランク付けされています。

ヴィラージュはボジョレー地区の中で、

特にレベルの高い質の良い葡萄から作られていて、

スペリュールやボジョレーとは雲梯の差が有る最高品です。

 

なので美味しい今年のワインの出来ぐわいを飲みたいと思ったら、

是非ヴィラージュと明記されているものを選んでください!!

 

ボジョレーヌーボの美味しい飲み方と合う料理は?

一般的なワインは寝かすことによって年月とともに熟成して美味しくなっていきますが、

ボジョレー・ヌーボーは、出来るだけ早いうちにそのフレッシュ感を楽しむワインです!

具体的な飲み方は?

ボトルは寝かせてコルクを湿らせるようにして置きましょう。

飲む1時間前に冷蔵庫に入れ10~12℃位に冷やしておくとより美味しく味わえます。

 

ワインはグラスを回して空気に触れさせ香りを楽しみながらまた空気を含ませることで、

より複雑な味を楽しみながら飲むのが普通ですが、

ボジョレー・ヌーボーに関してはあまりお勧めしません。

 

このワインの最大の特徴は、そのフレッシュ感を楽しむに限るんじゃないかと!

グラスに注いだら、まず初めは一気に口に含み

チョット口の中で鼻に抜ける香りと、舌に感じるフレッシュな果実味と酸味を感じるのがいいと思いますよ。

そして今年の出来ぐわいを感じて、後はワイワイガヤガヤ天の恵みに感謝しながら飲むのが一番だと思います!!

このワインに合う料理って?

普通の赤ワインと違い、薄味で軽めの料理と相性がいいみたいです。

その為和食とも結構一緒に楽しめます、でもあまり醤油がらいのはすこし、、、、

その他にフルーティなので 栗やサツマイモなどの甘いタルト のようなものもよく合います。

アヒージョやチーズもいいですね

作り方の参考記事⇒海老とマッシュルームのアヒージョは簡単で美味しい!作り方のポイントは?

 

どんなワインにも合うと思うマッシュルームのディユクセルとバケット

これがメッチャ美味しんです!!作り方も簡単で冷凍も出来ます。

作り方はバターでマッシュルームのみじん切りをゆっくり水分が無くなるまで炒めるだけです。

バケットに塗る様には、オリーブオイルにみじん切りのにんにくを

香りが出るまで炒めディユクセルを入れ温めるだけです。

作り方の詳しい記事を書きますね!

いろんな隠し味とかも使えますし応用範囲が広いです。

 

もし肉料理を合わせるのなら、鶏肉がベストです!

でも鶏の皮をパリパリに焼くってチョットコツがあります、

参考記事はこちらに⇒鶏の皮をパリパリでカリカリに焼くには強火はNG?弱火から焼くのコツ?

こちらは去年のボジョレーに作った料理です(鶏のローストバルサミコソースとじゃが芋のグラタン)

 

2018年のボジョレー・ヌーボーの出来ぐわいはどうなんでしょう?

今年の天候を簡単に振り返ってみていきたいと思います。

2018年の天候はどうだった?

今年は1月の気温は例年に比べ高かったようですが、

2月末からの寒波で気温はマイナスの12度くらいまで下がったようです。

また3月に入ると雨の日が続きました、6月には激しい雨が有りましたが

その後は幸運にも雨は降らず乾燥した温かい天候に恵まれ、

葡萄にとって良い状態で育ったようです。

2018年ボジョレー・ヌーボの出来は?今年もヨーロッパは異常気象?

 

今年の評価のコメントはどうなんでしょう?

毎年見るキャッチ・コピーは2種類あると知っていました?

「販売業者」「ボジョレーワイン委員会」

が付けているんです。

違いはと言うと、

あなたも想像できると思いますが、

販売業者が付けるキャッチ・コピーはやや広告気みなコピーです。

当然と言えば当然ですよね、とは言え

ストレートでその年のワインの特徴を

分かりやすく表しています。

それに比べボジョレーワイン委員会が付けるキャッチ・コピーは

どちらかと言えばワイン好きの玄人受けするような表現が多いようです。

 

簡単に過去のキャッチ・コピーを少し紹介します。

2015年

販売業者

「過去にグレートヴィンテージと言われた2009年を思い起こさせます」

ボジョレーワイン委員会

「記憶に残る素晴らしい出来栄え」

2014年

販売業者

「太陽に恵まれグラスに注ぐとラズベリーのような香りがあふれる、果実味豊かな味わい」

ボジョレーワイン委員会

「エレガントで味わい深くとてもバランスが良い」

2013年

販売業者

「みずみずしさが、感じられる素晴らしい品質」

ボジョレーワイン委員会

「繊細でしっかりした骨格と美しく複雑なアロマ」

2012年

販売業者

「偉大な繊細さと複雑な香りを持ち合わせ、心地よく、よく熟す事が出来て健全」

ボジョレーワイン委員会

「心地よく、偉大な繊細と複雑味ある香りを持ち合わせた」

 

ところで今年はどうかと言う事ですよね

 

ボジョレーワイン委員会はすべてが順調で、

2018年のヴィンテージは理想的な条件下素晴らしいヴィンテージへの期待が高まる出来ぐわいだ

と発表しました。

おわりに

ひと月を切ったボジョレーの解禁日、

昨年もなんだかんだと言いながら結構おいしく仕上がっていました、

今年も夏には本当に天候も恵まれ、葡萄は例年にない出来ぐわいだと言う事です。

後は私やあなたの口でボジョレーワイン委員会が言うような

出来ぐわいかどうか確かめるだけです。

期待して待ちましょう!!

 

最後までお付き合い有難うございました。

 

運営者  春眠