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ボジョレー・ヌーヴォー2016年の味はマズイ?特徴や出来の評価は?

  • 2016年10月3日
  • 2020年6月2日
  • お酒
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ボジョレーヌーヴォーの解禁日(11月17日)が近づいてきました。

普段あまりワインを飲まない人も、この時だけはなんだか楽しみにしてるようで、まぁひとつのお祭りですから。

そこで今年の出来具合はと言う事で、独断で予想してみます。その前にボジョレーヌーボについて少しだけ説明しますね。

解禁日がなぜ11月の第3木曜なのか?

もともとは11月15日みたいだったようですが、土日などと重なったりするとワイン関係の労働者が休みになったりで、不都合が起こったそうでその為に第3木曜となったようです。

確かにこれですと生産も運搬もすべてが無事に行えるってことですからね。

特殊な作り方のワイン

マセラシオン・カルボニック醸造法と言う製造方法でこのワインは作られてます。

簡単に説明しますと、普通ワインを作る際にはブドウを粉砕してから作り始めますが、この作り方は粉砕せず、つまり丸ごと樽に入れて発酵させます。この方法は短期間でワインを作る事が出来ます。

またライトで若飲みタイプに仕上がるので、新酒向きの醸造法なのだそうです。

またタンニンの含有量が少なくなるので、渋み苦みが少なくさわやかな味わいに仕上がる特徴があり、ブドウのフレッシュ感を楽しめます

美味しく飲むためには、普通赤ワインはあまり冷やさないのが良いのですが(冷やし過ぎると渋みが強く感じられますから)「ボジョレーヌーヴォー」はタンニンが少ないので軽く冷やして飲む方が正しい飲み方だと言われています。

相性のいい料理は?

ボジョレーヌーヴォ―自体がライトで軽く仕上がっているワインなので、味の強い料理とではワインが負けてしまいあまり相性が良いとは言えません、また甘みのある食材は相性が良いと言われています。

チーズとワイン!良い相性って言われますが、ブルーチーズや羊のチーズなどの個性のあるチーズは今回はNGだと思いますね。

ではどんなものが良いかと、考えてみました。

チーズだとカマンベールやブリーチーズなどの味の柔らかく感じられるものを選ぶのが無難ですね。

料理は?

サラダ系のオードブルのようなものがいいと思います。

例えばアボカドとサーモンのサラダにカッテージチーズを合わせた物や、以前紹介したタルタルサーモンなんかも良いのではないでしょうか。

キノコ類はワインとの相性が良い食材ですので、ベーコンと一緒に炒め少しアクセントに黒コショウの粗めに砕いたものを!

などですが、味が濃くなくてあっさりしたものや、甘みが少しあるもの(フルーツなど)がいいでしょうね!

2016年の出来ぐわいは?

さて今回の最も大事な内容です。出来ぐわいはどうなんでしょうか?あくまでも個人の独断での予想なので!

そのあたりは考慮して読んでくださいね(ちょっと弱腰ですが!)

先ず今年の評価のコメントは

悪天候の年だったがブドウはたくましく育って、昨年同様良いワインに仕上がった

こんな感じになるんじゃないかと思います、根拠は毎年の評価コメントからで、この数年のコメントを見ると悪く書いていることが無いので、

参考まで

  • 2010年…1950年以来最高の2009年と同等の出来
  • 2011年…近年当たり年の2009年に匹敵
  • 2012年…史上最悪の不作だが品質は良く、糖度と酸度のバランスが良く軽やか
  • 2013年…ブドウの収穫量は少ないが、みずみずしさが感じられる素晴らしい品質
  • 2014年…近年の当たり年で有る2009年と肩を並べる品質
  • 2015年…我がワイン人生最良のヌーヴォー

こんな感じで評価コメントが出ています。2012年の不作の年でさえワインの事は良いように表現されてます、

なんだかたくさん売るために、悪く言わないで正しい評価のコメントをしてないんじゃって疑ってしまいます(考えすぎかなぁ?)

 

今年は本当に悪天候に見舞われたみたいで、5月から6月にかけ雨が多く霜も降りるときが有るほど寒い日もあったようで、かなりのブドウがダメになったりしたそうです。

8月はほどほど天候に恵まれたそうですが、逆に雨が少なく乾燥状態がつづく日が有ったようです。

これですとブドウが美味しく実を付けたのが少し疑問が残りますよね!

ブドウは日照時間と累計熱量で善し悪しが決まる果実ですから、また収穫量もかなり少ないそうなので、値段も少し高値になってしまうんじゃないかと心配ですよ。

結論としては、ことしのボジョレーヌーヴォーは昨年に比べ少し値段が高くなるわりに、あまり期待しない方がいいんじゃないかって予想してます。

少し水っぽくて、香り、色とも薄く、ライトと表現すのならちょっと違うんじゃないかな!悪く言えば味が無く薄っぺらい出来になっているんじゃないかと想像してます。

よく言えばワインをはじめてとか、苦手だなぁって思ってた人にはさっぱりしてて飲みやすいって感じるのかも?

予想に反して本当に良い品質に仕上がっていればいいんですけど、

こんなことを考えながらでも、やっぱり解禁日になると買って飲みたくなるんですがね。

 

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