いよいよボジョレー・ヌーボーの解禁まで1か月を切りました。
確かに以前からすれば、熱は冷めてきていますがワインが好きな人達にとっては
やっぱちょっと2019年の出来具合は・・・・?とか美味しいのか・・・?
気になりますよね!
と言うことで、最新情報の記事です。
ボジョレー・ヌーボーって?
今更なのでなぜ11月の第3木曜日なのかとか?
作り方はとか?
毎年、この時期になるとボジョレー・ヌーボー記事を書いていますので、
ボジョレー・ヌーボーについてのまとめ記事を作成しますね!
近日中に更新出来次第にリンクしますのでそれまで御免なさい🙇
2019年のフランスの気候でボジョレーはどうなの?
今年は例年に比べ冷害の大きな被害もなく、幸先がいいスタートのように思われていましたが、
4月に寒波に襲われたり、8月に雹(ひょう)やられたかと思うと熱波などで大変な年になったようです。
ただ8月の歴史的な猛暑の後、割と過ごしやすい穏やかな天気が続いたり
7月末から8月初めの雨で水不足も心配なく、
他の地域に比べボジョレー地区は南を除いて、小粒ながらも質のいいブドウが収穫されました。
良いぶどうが育つのに必要条件は日照時間と気温です!
美味しいワインができる条件の過去記事はこちらに
2019年のボジョレーの味の予想
味についてはアルコール発酵が終了した時点では、例年に比べリンゴ酸が少し高めだった為
”2010年の様な味で骨格がしっかりあるワインに成るんではないか”
とイメージしていましたが、
小粒ながらたっぷり果汁を含んだぶどうは
”2013年や2014年の様な果実味のあるエレガントでみずみずしさのある味”
に成るんではないかと予想されています。
そしてどんなコピーに成るんでしょうね?
10月1日付けのボジョレーワイン委員会プレマリースからの引用文を一部紹介しておきます。
過去5年間の平均と比べて、ガメイ種が25%減 シュルドネ種が35%減
またアペラシオン・ボジョレーは8月18日の雹(ひょう)によって1500ヘクタール中20~50%が被害を受けました。
さらに7月初めの雹と春先の凍てつく霜は、南エリアのシャルドネと北エリアの一部に影響をもたらしました。
北と南 平地と丘陵地帯では収穫量のバラツキが予想されます。
それでもその後の晴天のおかげでぶどうはしっかり成熟する見通しです。
決して簡単な気候ではなかった2019年ですが、こんな時こそ生産者の腕の見せ所となります。
そうなんです!こんな難しい気候になるほど、ぶどうの質を落とすことなく成熟させ
ワインを作るには生産者の腕の見せ所となるんでしょうね!!
最後に一言
フランスのワイン生産者にとって、ひやひやの1年だったことでしょう、2019年も!!
このところちきゅの温暖化なのかわかりませんが、フランスも異常気象(?)が続いているようですが、
ワインが好きなあなたや私にとっては、生産者の頑張りと腕の見せ所のワインを期待して待ちましょう。
最後までお付き合い有難うございました。
運営者 春眠