以前書いた記事でサーモンのクーリビャックでその由来はって?
探していたら見つけました!
料理には由来やその元を知る事で歴史的な背景や文化が垣間見れ面白いと思います。
この記事は自分のメモとしてマニュアックな記事になりますので、短い文章です。
もし興味が有れば是非読んでみて下さい。
クーリビャックの原型?
サーモンのクーリビャックの記事でその原型は、ロシアからフランスに紹介され進化したと書きました。
その記事は⇒クリスマスに簡単で豪華な料理は?サーモンのパイ料理?クールビャックって?
その時にそもそもはドイツの料理が原型に有りそうと、書いたんですがその時にはどうも納得しがたいでしたが
これでは?といのを見つけました。
自分なりにこれと思い、ここに紹介しておきます!
キャベツのクーリビャック
この料理の紹介されているのは、「ガストロノーム オン ロシア(gasutronomie en russie)」1860年出版
そこのレシピをここに紹介しておきます。
たまねぎを炒め、その間にキャベツを細かく刻み込む。
これを玉ねぎの鍋に加え、キャベツが柔らかくなるまで炒める。
茹で卵4~5個を刻み、キャベツに混ぜ込む、塩・胡椒で味付けし、ナツメグを加える。
パイ生地500gを長方形にして2枚用意し、下になる方をやや薄目にしておく。
ここにキャベツと卵の詰め物をのせ、生地の淵を濡らし上からパイをかぶせる。
形を整え溶き卵を塗り中央に穴をあけオーブンで焼く。
この様に書かれています!
ドイツのコールゲベク(kohlgebäck)をそのまま連想させる料理です。
これが原型だと思わせるに十分な料理だと、自分なりに納得しました。
最後に
クーリビャックの語源を思わせるに、十分なキャベツのパテですが正直どのような盛りつけや、
ソースと共に提供されていたかまでは書いてありません。
当然キャベツの種類もわかりませんから、味はわからないと言う事になりますが
生地だけ読むとあまり美味しそうとは感じられません!
もし機会があれば原点をと言ったところで作ってみたいと思う今日この頃でした。
こんな風に料理の原点を調べ、生まれてからどのようにその土地土地で変化し、現在に伝わっているのか?
そんなこと知るのも料理の楽しみの一つかもしれませんね!
最後まで読んでいただき有難うございました。
運営者 春眠