鶏の煮込みハンガリー風(鶏のオングロワーズ/poulet sauté à la hongroise)
は、玉ねぎの甘みたっぷりのパプリカ風味の軽い煮込み料理です。
ハンガリー風と言えば、パプリカを使った料理を示すことが多いですね。
これから冬に向けて、玉ねぎをつかった料理は多く見かけられるようになると思いますが、
その一つとして家でも作ってみてはいかがでしょうか?
たまねぎやパプリカには驚くほどの栄養や効能があります!
簡単に効能なんかを紹介しますが、玉ねぎには風邪やインフルエンザのの予防も期待できるんです。
たまねぎやパプリカの期待できる効能
たまねぎに期待できる効能とこんな人におすすめ!
・疲労 疲れが抜けない(疲労回復・スタミナ強化)
・情緒不安定 集中力低下
・寝つきが悪いと感じている
・夏バテ 食欲不振
・血液がドロドロ
・コレステロールが高い
・血行不良 冷え症
・生活習慣病予防
・便秘 むくみが気になる
・ダイエットのサポート
・風邪 インフルエンザの予防
パプリカの期待できる効能
・血液のコレステロールの改善
・毛細血管の強化
・発がん抑制作用
・疲労回復
・肌荒れ防止
・免疫作用のサポート、生活習慣病の予防
パプリカのビタミンCは熱を加えても壊れにくいのも注目するところの1つです。
たまねぎの風邪やインフルエンザの予防やパプリカの肌荒れ防止!冬に多くとりたい野菜の1つだと言えますね!
ハンガリー料理の特徴は?
ハンガリー料理の特徴は玉ねぎとパプリカそれにサワークリームの組み合わせが多いみたいです。
たまねぎは生のままかキャラメル状に炒めるてからと言うのが一般的で、
ニンニクや香りの多い香辛料をふんだんに使います。
香辛料についての参考記事もどうぞ
⇒スパイスの基礎知識って?スパイスとハーブの違いって?使い方の目的や効果は?
今回の鶏の軽い煮込みハンガリー風もニンニク(入れなくてもOK)
よく炒めた玉ねぎにパプリカパウダーをたっぷり使った料理になります。
鶏の煮込みハンガリー風を作る
いろんなポイントがありますが、簡単な料理(?)ですので是非レパートリーに入れて下さい!
材料(二人分)は
毎回書いていますが、材料はあくまでも目安と考えていた方がいいです。
なぜなら、使う野菜によっては季節や産地・保存や流通の方法などで味や香りが違いますし、
主材料(肉や魚)も同じことが言えますから!
ではそんな事を思いながら、
鶏モモ肉……2枚
たまねぎ……大1個
パプリカパウダー……5g
ブイヨン・生クリーム(できればサワークリーム)
白ワイン・バター……適量
作り方
先ずソース・オングロワーズ(sauce hongroise)を作ります。
このソースはピラフのソースとしても、とっても相性がいいですよ。
ホテル時代に海老のピラフに添えて提供していました。
あまり少ない分量ですと、玉ねぎが焦げやすいので、出来れば多めに作る方がいいです。
ソースとして作るのでなく、炒めた玉ねぎを小分けして冷凍して置けばカレーなどを作る時に重宝します。
最近ではソテーオニオンとして冷凍で売られていますので、それを使うのもいいんじゃないでしょうか!
1、ソテーオニオンを作る、と言ってもみじん切りにした玉ねぎをバターでゆっくり炒めていくだけですけどね。
出来ればバターの方が風味が良くなりますが、サラダ油でもいいです。
バターの分量は適量でいいですが、少し多めの方がより風味がいいのは言うまでもないと思います。
この時の注意点は、ゆっくり弱火でです!
強い火ですと甘みが出るように炒める前に焦げてしまいますし、水分が蒸発してしまい甘く仕上がりにくいからです。
2、炒めた玉ねぎにブイヨンを入れます、目安はヒタヒタ位ですね。
煮詰めながら調整していきますので、適当(?)でいいですよ!
大体10分位弱火で甘みを移すイメージで煮込んでいきます。
3、パプリカパウダーを入れます、あまり多いと少し苦味を感じますので、味見しながら好みの味まで加えましょう。
4、これでソース・オングロワーズのベースの完成です。
5、鶏モモ肉を焼いていきます、塩・胡椒して小麦粉を付けます。
フライパンにサラダ油を入れ鶏肉を入れ火を付けます、この方が皮がパリッと焼きやすいです。
皮が焼けたら裏がえして余分な脂をリードペーパーなどでふき取りながら焼いていきます。
参考記事⇒鶏の皮をパリパリに焼くにはどうすればいいの?コツやポイントは?
6、鶏肉に8分ほど火が入ったら白ワインを注いで、沸騰させアルコール分が抜けたら蓋をして蒸し煮します。
7、ある程度煮込んだら先ほど作っておいた、玉ねぎのソースを入れチョット煮込みましょう!
8、鶏の味をソースに、ソースの味を鶏にと言ったイメージでしょうか?
2~3分で十分ですよ、仕上げにバターモンテして生クリーム(サワークリーム)を加えて完成です!
9、今回はブロッコリーとスパゲッティを添えました。
ブロッコリーは出来れば画像のように下処理しましょう!些細な事ですが口当たりが微妙に違いますので。
ブロッコリーの芯も美味しいので添えましょう。
上から赤パプリカのソテーと生クリームをかければレストランのような盛りつけになる事ですね!
ではbon appétit!!!
おわりに
これからの季節!風邪やインフルエンザ!免疫が落ちてしまう!
こんな時の夕食にいかがでしょうか?
最後まで読んでいただき有難うございました。
運営者 春眠