今日の所さんの目が点(3/4)で紹介されていたファイトケミカルって?
野菜くずを料理に利用する事が体にとって、良いと言う内容で視したね!
このファイトケミカル!ここ数年前から注目されている栄養素の1つのようです、
でも料理の世界では昔からくず野菜は色んなところで利用されていました。
科学的に知らなくても先人の美味しくする知恵が体にもいいと言う事を、
改めて感じました。
ファイトケミカルって?
ファイトケミカルこれはギリシャ語でファイトは植物を意味します、
ケミカルはあなたもよく聞く事が有るので知っていると思いますが、化学物質を意味します。
よって植物由来の化学物質と言う事になります。
植物は動物と違い、動く事が出来ないのでその場の環境から
身を守るために色んな自己防衛能力を授かりました。
例えば強い紫外線や雨や風にさらされても移動できない植物は、
酸化を防ぐために抗酸化力・抗菌力を持っています。
また害虫などを防ぐために、臭いを出したりもします。
身を守るために植物自ら作り出した
色素や香り・苦味・辛味などに含まれる成分がファイトケミカルです。
なぜ注目されているのか
免疫力や健康維持・改善に役に立つのではないかと言われています。
その中で特に抗酸化力で、
鉄が錆びるように生き物も活性酸素ので影響で酸化します、
酸化は色んな病気や老化の原因やがん・認知症・生活習慣病などの原因とも言われています。
それに対してビタミンやミネラルと共にファイトケミカルを取る事で、
予防になるのではないかと期待されているんです。
ファイトケミカルの種類は
あなたもよく聞くと思いますが、赤ワインなどに含まれるポリフェノールもファイトケミカルの1つです、
他には緑茶に含まれるフラボノイド、人参などのカロテンなどなど約1500種ほど見つかっています。
ポリフェノール系
光合成をおこなう時に出来る物質の総称で、植物自身が生きるための物質ですが、
人間の体内に吸収しても抗酸化物質として働きます。
水に溶けやすく吸収されやすいのが特徴です。
食材は赤ワイン・ブルーベリー・みかん・お茶・玉ねぎ・大豆・胡麻・コーヒー等
成分はアントシアニン・カテキン・イソフラボン・クロロゲン酸等
サボニン
大豆などに含まれる渋みや苦みの成分で、大豆を煮た時に出る泡がサボニンです。
抗酸化作用はもちろん脂質やコレステロールを取り除く働きがあると言われています。
イオウ化合物
強い刺激臭が特徴で、そのにおいの成分が抗酸化力が有ります。
また血行・血流の改善にも効力があり、強い殺菌力も有るので薬味としても使われます。
ブロッコリー・キャベツ・ワサビ・ニンニク・玉ねぎ等
成分はスルフォラファン・アリルイソチアシネート等
カロテノイド
抗酸化力が強く活性酸素から身を守り、がんや生活習慣病予防に期待できます。
美肌効果・シミ予防・目の健康維持にも期待できる成分です。
人参・カボチャ・トマト・グリーンピース・ほうれん草・みかん等
成分はβ・αカロテン・リコピン等
テルペン類
ハーブや柑橘類等の特有の香りと苦み成分です、当然抗酸化作用も有り
生活習慣病の予防も期待されます
クローブ・レモン・タイム・オレガノなど
成分はメントール・チモール・リモネン等
効果的にファイトケミカルを取りだすには
ファイトケミカルは細胞と細胞膜の中に有るので、
細胞膜を壊さないと取りだす事が出来ません!
ではどうするかと言うと加熱すると細胞が壊れやすくなり溶け出してきます。
今日の所さんの番組でも紹介していましたが、水を入れ煮だすと言う方法が1番効率的です。
スープにして
番組では美味しくするために、オリーブオイルとお酒を少し入れ
野菜のくずを加えひたひたの水を入れて炊飯器で約1時間放っておくと言う方法でした。
野菜は中身よりも皮を使う方がより多くの効果があると言う事を見せてくれていました。
なぜなら皮は一番外なので、より多くの成分で自分を守っているからです。
そしてもう一つ美味しくするポイントとして、
色鮮やかなもの(人参・パプリカ・ジャガイモ等)7に対して、
そうで無いもの(ピーマン・キャベツ・玉ねぎ等)3の割合で作ると美味しく出来ると紹介していましたね!
我が家ではソースにして
番組では紹介していませんでしたが、
実際そんなにうまく野菜くずが出ませんよね!
少し現実的な方法として、ソースにするのがいいと思います。
我が家でしている方法です!
既製品のデミグラス缶に同量の水と野菜のくずを入れて30分ほど煮詰めています。
そうする事で独特の缶臭さも無くなり、野菜の甘みも加わり結構おいしいソースになりますよ。
くず野菜は人参の皮や玉ねぎの皮とヘタ・それにニンニクの皮や小さくて向くのが嫌な時に入れています、
もちろん使いさしの小さくて少し古い人参とかもね。
小分けして冷凍ていて、ハンバーグや豚カツなどに使ったり、
とんかつソースなどではではチョットこの料理に合わないなぁと思った時に使っています。
他にもいろんな方法があります、魚を茹でる時に臭み取りとして一緒に一度軽く炊いたりです。
如何でしょうか?
それで健康維持と予防に役に立つのなら試す価値はあると思うんですけど!
最後までお付き合い有難うございました
運営者 春眠