フィデウア!何それ?聞いたことないって言われそうですが、
簡単に言うとパスタで作るパエリアです。
決して創作料理でなく、スペイン料理です!
さほど難しくなく、時間もパエリアから比べると短時間に作れてメッチャ美味しいです。
フィデウアって、なに?
あなたもスペイン料理のパエリアって知ってますよね?
フィデウアは、お米の代わりにパスタを使った魚介のパエリアのような料理です。
お米のパエリアに比べ短時間で簡単に作れます!
パエリアはバレンシア地方でよく食べられていますが、
フィデウアはカタルーニャ地方でよく食べられているようです。
バルセロナ付近です!
お米と違い、硬さの調整などで苦労しなくてすみます。
パエリアとは
あなたも知ってのとおりサフランとお米と魚介・肉と
パプリカやにんにくで作るピラフの様な料理ですよね。
今ではスペインのどこでも食べられていますが、
スペインの南東部のバレンシア地方が発祥です。
9世紀ごろにアラブ人達が身のまわりにあった、
ありあわせの材料とお米を炒めて作ったのが起源といわれています。
パエリア(paella)はバレンシア地方の言葉で「フライパン」と言う意味で、
それがいつのまにか料理を指すようになりました。
フィデウアの誕生は
フィデウアの誕生のエピソードはいくつかあります
発祥の地とされるカタルーニャの漁村の話で、お昼ご飯のパエリアを
朝に作っていました。
なぜならパエリアは作るのに時間がかかってしまうからです。
だからお昼には冷めてしまっていて不評でした。
手早く作るためにパスタで作ったのが始まりだそうです。
魚介の旨みの汁を吸っていて、少し焦がします、この焦げたところの食感も何とも言えない魅力ですよ!
フィデウアを作る
本来はこれ専用のパスタがあるんですが、日本では見かける事がありません。
そこで少し細めのパスタを2~3cm に折って使う事が多いみたいです。
今回はリゾーニと言うお米の形をしたパスタを使ってみました。
材料は
パエリア鍋が無かったのですき焼き用の鍋で代用(約30cm )
3~4人分です。
アサリ……350g
海老……10尾
紋甲イカ……100g(1cm×3cm位の棒状またはあなたのお好みで)
赤・黄パプリカ……各1/2個(7~8mm角)
ピーマン……1個(7~8㎜角)
トマト……1個(1cmほどの角きり)
玉ねぎ……1/2 (粗めのみじん切)
ニンニク……2片(みじん切)
白ワイン……150㏄
オリーブオイル……適量
サフラン(無ければパプリカパウダーでも可)
サフランは結構値段が高いですよね。0.5gで大体500円以上しますからね!
でもやっぱりサフランがお勧めします!!!
リゾーニ……150g
作り方
鍋にオリーブオイル(大体7~80㏄位)とにんにくを入れ火にかけます、火加減は弱火で!
香りがしてきたら、中火にして玉ねぎを入れ透き通るまで炒めます。
イカと海老・あさりを入れ軽く炒め強火にして白ワインと水を加えます。
アサリの口が開いてきたザルに取りましょう。
その鍋にオリーブオイル少量とトマトを入れいため、
しんなりしてきたらパプリカ・ピーマンを入れさらに炒めていきます。
パプリカやピーマンの香りがしてきたらパスタを入れさらに炒め、漉しておいた汁を入れ煮込んでいきます。
おそらく煮汁だけでひたひたになると思いますが、そうで無ければ少し水を足してください。
そして、ここであの高価なサフランを投入します!!!
サフランの上品で何とも言えない香りがしてきます。
これぞパエリア!を作ってると実感っできるはずですよ。
茹で時間はパスタに書いてある時間が目安です。
途中水分が少なくなったら水で調整してください。
火加減は常に沸騰している状態を保つように(要はパスタを茹でてるイメージで)
塩・胡椒で味を付けるのもお忘れなく!
茹であがる少し前に取りだしていた魚介類を入れます、
別にもっと前から入れていてもいいんですが
身が硬くなってしまいますから出来るだけ仕上がる直前の方がいいですよ。
茹であがったら強火にして、少し焦がします!
(焦がさなくてもいいんですが、このおこげが何とも香ばしく食感も最高です)
完成です!!!!
アイオリソースを添えて食べます。
アイオリソース
このソースはカタルーニャではよく使われるソースで、
ぶっちゃけニンニク入りマヨネーズと言ったところです。
マヨネーズに市販の卸しにんにくを入れ、
オリーブオイルを分離しないように混ぜた物で代用してもいいんじゃないでしょうか。
本来はニンニクをすりつぶし卵黄をと合わせて
マヨネーズを作る要領でオリーブオイルを入れていきます。
ある程度硬くなってきたらレモン汁を入れ塩・胡椒で味を調えた物です。
マヨネーズの作り方の参考記事はこちらにリンクしておきます
⇒マヨネーズを作ってみる?材料や味の違いは?ほかの料理の隠し味に?
最後に
お米で作るパエリアよりは、あまり気にせず作る事が出来ます。
パスタで作る時は、あまり太い物より細い目の物を使う方が焦がした時のパリパリ感が絶妙になります。
1.2㎜位がお勧めですね!
スパゲティの細い物かバーミセリ(1.0~1.2㎜)です!
是非一度作って食べてみてはいかがでしょうか?
今回の記事とはあまり関係ないですが、こちらも茹で方について是非読んでみて欲しい記事です。
⇒パスタの美味しい茹で方は?方法とその理由は?今までの常識は?
最後まで読んでいただき有難うございました。
運営者 春眠