以前の記事で、ホテル時代に教わったオクラのスープ(potage aux gombos)を、
ルーツを知ってから改良してみました。
ホテル時代のスープは、確かにその当時では上品にする為のレシピだったのかもしれませんが、
ルーツを調べて、自分なりに改良してみると結構美味しく出来たので紹介します。
オクラのスープの改良したわけ
以前の記事に少し紹介しましたが⇒オクラのスープ?旬の野菜で作るポタージュ!美味しいだけでなく栄養も!
アメリカのクレオール料理(ガンボ)基本となっていると調べてあらためて考えて個人的に改良してみました。
確かにホテルで作っていた時は、量も多かったのでそれなりにオクラの味を上品に感じられるスープでしたが
家庭ではそんな事より、具だくさんで少し濃厚な方がいいのかなって、、、!
今回は少し短い記事になりますけど、家庭でも簡単で具だくさんの食べるスープです。
それに夏バテにも効果ありそうで、食欲が落ちた時にスープは食べやすいですので!
改良オクラスープを作る
材料は以前のレシピに比べ味の出る物を増やしてみました。
クレオールのガンボは色んな作り方や材料が有り、またご飯にカレーのような食べ方も有りますが、
あくまでもスープとして作りますね!
材料
鶏胸……1枚
ベーコン……50g(みじん切り)
玉ねぎ……1/2個(ペイザンに切る)
オクラ……10本(スライス)
オクラは軽く塩もみして細かなひげを取ってからスライスしておきます。
トマト……2個
パプリカ……1/4個(玉ねぎに合わせる)
セロリ……少し(玉ねぎに合わせる)
ベーコンの代わりにソーセージでもいいと思います、ガンボではチョリソーを使う事が多いみたいですので!
ソーセージの時は大きめに切ります(例えば乱切りみたいでもいでしょう)
作り方
前の記事とあまり変わりませんが、少しだけ変えて(簡単に)みました。
結果的にはさらにオクラの色が綺麗になったように思います。
ベーコンはみじん切りにして少しのバターで炒めます、オリーブオイルでもいいです。
ベーコンの脂がにじんできたら、鶏肉と玉ねぎを入れさらに炒めます、切り方はあなたの好みでいいです
ぶつ切りでもいいでしょうし、細かくしてもいいと思います。
今回はちょっとした手違いで細かくしすぎました(ほとんどミンチ状態です)
さらにパプリカ・セロリを加えます。
赤いスープが好きならここでぶつ切りにしたトマトを加えてしまいます。
少し煮てトマトの酸味を飛ばします、もし酸味を残したいとあなたが思ったらトマトを入れ
軽く混ぜブイヨンを入れ煮込んでいきます。
ブイヨンは大体1L位でいいでしょう。
もし透き通った方が好みならトマトはこの時点では入れません。
大体20~30分弱い火で煮込んでいきます、野菜やベーコンなどでそれなりの味になっているはずです!
軽く塩・胡椒してここにスライスしたオクラを入れます。
オクラの硬さは好みにより似る時間を調整してくださいね!
目安としては2~3分位でしょうか?
それでスープにとろみが出てきます、とろみなんかよりオクラのシャキシャキがいいと言うのなら、
30秒も煮込めばいいと思います。
確かにオクラの栄養のムチンは熱に弱いので、出来るだけ加熱時間は短い方がいいです。
でも料理は栄養だけでなく味覚等の嗜好性も大切な要素です!
おわりに
改良版オクラのスープ!いかがでしょうか?
個人的にはこちらの方が、いろんな味が絡まって美味しく感じました。
材料は何でもいいと思いますが、クレオールの聖なる三位の材料は必要かもしれませんね!
料理は原点を知る事も大切な事だと感じさせられた一品でした。
教わった料理が完成されたものと思い込んでいましたからね、
色んなことを調べる事で、その料理がどんな場所で、どういった文化背景で、
それがどのように伝わりながら変化していったのか・・・・・
やっぱ料理は奥の深い物だた改めて思いました。
お付き合いありがとうございました。
運営者 春眠