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オクラのスープ?旬の野菜で作るポタージュ!美味しいだけでなく栄養も!

  • 2017年7月19日
  • 2020年6月2日
  • スープ
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オクラのスープ!ポタージュ・ガンボ(potage gombos)!

夏になると時々見かけるメニューのスープです。

実はこのスープアメリカのガンボと言うのがベースになっています。

以前「マツコの知らない世界」で紹介されて、

あなたは「アーなんとなく聞いたことあるなぁ」って

思い出したかもしれませんが、今回は昔ホテルで教わったレシピを紹介します。

アメリカのガンボって?

 

マツコノ知らない世界で紹介されていたのはこちらですね!

この料理もクレオール料理です。

 

今までも作ってみてはと紹介してきた料理もケイジャンやクレオールの料理でした。

家庭的で割と簡単に作れて美味しく日本人の味覚に合うみたいです

豚肉煮込みクレオール風って?ワインやビールに合うの?作り方とコツは!

 

この料理簡単に紹介すると

たっぷりな野菜(トマト・セロリ・赤黄パプリカ・玉ねぎ・オクラ・ニンニク)

クレオール料理の特徴の「聖なる三位一体(セロリ・ピーマン・玉ねぎ)」と呼ばれる野菜と

数種類の肉類(鶏肉・ソーセージ等)を煮込んでとろみのある

スープのようなシチューのような料理です。

 

 

小麦粉を使わず野菜(特にオクラまたはフィレパウダー)でとろみをつけるので

重たくなく軽い仕上がりになるんだそうです。

フィレパウダーと言うのはサァサラスと言う植物の葉を粉にしたものなんだそうです。

正直まだ作ったことが無いので、味とかうまく伝えられないので

近いうちに作ってみようと思っています、

その時に作り方やポイント・味について紹介します。

あっさりホテル時代のオクラのスープ

 

アメリカのガンボがベースなのは間違いないと思います(個人的な意見ですが)

なぜなら入っている材料がよく似ているからです。

 

まずオクラの栄養は

 

6~8月が旬になるオクラ!

あのネバネバ何となく体によさそうな気になりますよね!

モロヘイヤや納豆とかもね。

オクラの代表的な栄養は

ペクチン・ムチン・ガラクタン・ビタミン・ミネラルです、

ひとつひとつ説明すると長くなりますので、あなたもあまり聞いたことのない

ムチンとガラクタンについて少しだけ説明します。

 

ムチンはネバネバの成分で山芋や納豆・モロヘイヤにも含まれていて、

タンパク質の吸収を助ける働きが有ります、肉や魚などと一緒に食べるのが効果的です。

と言う事は疲労回復や予防に期待できると言う事になりますが

熱に弱いので出来るだけ生に近いか加熱を出来るだけ短時間に!がいいようです。

 

ガラクタンは動脈硬化の予防・脳細胞の活性化に効果があると言われる成分です。

と言う事は頭が良くなるのかなぁ?

そうなら今日からいっぱい食べなくてはと考えてしまいました。

 

いつものようにエスコフェから

 

エスコフェでもこのスープは紹介されています。

ポタージュ・オ・ゴンボ(potage aux gombos)を調べるとオクラのスープ参照と出てきて

potage okura,ou aux gombos(cuisine americane)

さいの目に切った中くらいの玉ねぎ1個をバター60gで色を付けないように炒め、

新鮮な脂身の無いベーコンか生の脂身の無いハム125gを中くらいのさいの目に切って加える。

さらに数分間炒めさいの目に切った若鶏500gを加え、かき回しながらよく炒める。

鶏の白いコンソメ2lを入れ煮たて、蓋をしないで25分間静かに煮る。

薄くペイザンヌに切ったオクラ200gと皮を剥き種を取って潰した中くらいのトマト3個

入れて仕上げさらに25分間煮続ける。

スープの雨季脂を取り、ウスターソースを数滴加え調味する。

インド風に煮た米を2~3さじ加える。

こんな風に紹介されてます、ウスターソースを加えたり

お米と一緒にはアメリカのクレオールのガンボとよく似ています。

エスコフェはこのガンボを基本に紹介したと考えられますね。

 

ではホテルで教わったスープを作ります

 

材料は(4~5人分)

鶏胸肉……1枚(皮は外します)

ベーコン……50g(みじん切り/アッシェ)

玉ねぎ……1/2個(四角く/コンカッセ)

トマト……1個(湯剥きして種を取り四角く切る)

パスタまたはご飯……適量(パスタは短く折ってボイルしておく)

オクラ……8本

ブイヨン……1l(固形でもいいですがマギーブイヨンを使う時は少し味が強いので少し控えめで)

 

作り方

コンカッセの玉ねぎをバター(サラダ油でもOK)

で色が付かない程度で透き通るくらいまで炒めます。

みじん切りにしたベーコンを加えさらに炒めブイヨンを加えます。

同時に鶏胸肉もいれてしまいましょう。

鶏肉は火が入ったら取り出し、常温でゆっくり冷まして

、裂いてしまうかペイザンまたはダイス状に切ります。

裂く時は少し温かい方がしやすいですし、

切る時は冷蔵庫でよく冷やしてからの方が切りやすくなります。

 

スープは塩で味を付けます、多分頼りない味に感じます。

下準備はこれ終わりです。

飲む時にオクラを掃除してスライスしたものを入れ軽く煮ます(少しとろみが出る程度に)

そうすると不思議とオクラの味が移って美味しくなります。

その時に切っておいトマトやパスタ・鶏肉も一緒に入れます。

どうです本当に簡単でしょ!

このスープにはウスターソースは入れません。

オクラの香りと味を楽しむ様に飲みます、

具材もたっぷり入れていますので、腹持ちもいいですよ!

スープを作る時にトマトを潰して入れてしまうのもいいです、その時はこんな風に仕上がります

ホテルで提供していたので、あまりグツグツと煮込まず、

出来るだけ野菜の形を残していました。

家で作る時はあまり気にせずグツグツ煮込んでもいいと思います。

ただしオクラのムチンは熱に弱いので出来るだけ短時間加熱が体には良いですよね!

 

おわりに

 

ベーコンと玉ねぎのスープみたいなスープの作り方ですよね!

昔々こんな風に教わっていました、確かにアメリカのガンボやエスコフェのスープでは

その当時ホテルは出しにくかったのでしょう!

少しでも上品にとの試行錯誤でのレシピだったと思います。

でも結構この味は好きで、なんだかんだと言いながら、

毎年夏になると作って提供してしてました。

今度クレオール風のガンボを是非作って比べ飲んでみたいと感じてしまいました。

 

最後までお付き合いありがとうございました。

 

運営者  春眠