料理がおいしく作れるようになるには、何が必要でしょうか?
料理の技術? 愛情? 料理の作り方の本?
絶対言えるのは、調理の理屈(理論)です!理屈がわからなく料理すると言う事は、やみくもに食材に火を入れ、適当に味付けしているに等しいことです。
それでは美味しく作ることなど出来るわけないですよね!理屈がコツで有りポイントですから。
決して難しく考えないでください!別に試験が有るわけでもないので、何となくで十分です。その積み重ねがやがてつながって上手になっていくんですから!
プロと言われる人でも、作るたびにそんなこと考えながら作っていません。積み重ねが、体に染みついて感覚で作れるようになっているんですから。
今まで調理の理屈を科学的な視野から時々記事を書いてきました。それらの事を基本に料理もいくつか紹介してきました、そこにはコツやポイントと言った言葉でしたが、そのこと自体が料理の本を見る時の大切なことです。
レシピー本にはそのあたりが書いてありません、ここがポイントですとかコツと有りますが、それがなぜコツなのかが理解できないと、料理の数だけコツやポイントを覚えなくてはならないと言う事になってしまいます。
はっきり言ってそんなことは、料理のプロでも無理です。でも結構勘違いしている若いコックさんもいて、レシピばかりを覚えようとします。
料理は一体いくつあるんでしょうか?レシピをそれだけ覚えることは到底不可能ですよね!だから理屈や理論で考える習慣を付けるのが、料理を失敗せずに上手に作れるようになる一番の近道です。
今までの調理の理屈の記事を読んでもらえるのが近道ですが、少し専門になってしまていることもあります。軽く見て何となく「そうなんだぁ」って思ってくれるだけも、かなり料理が楽しくなると思いますし、興味が出てくると思います。
その後にいろんなレシピの本を見ると、今まで気が付かないところが見えてきます。本によってはそれは無いでしょてのも結構ありますよ!ただ簡単に作っているだけで美味しいわけないじゃんなんてのも!
そんなわけでもう一度料理の基本をしっかりまとめようと思います。
今回は少し自分の意見ばかりになってしまいましたが、若いスタッフと料理の話をしてて少し気になってしまったことを気持ちの赴くまま書いてみました。
読んでいるあなたから見れば反論や意見が有るかもしれませんが、料理の近道は(本当は無いんですけど)まず料理が作られる過程でどのような科学変化が起きているそれを知ることです。
かのエスコフェも言っていましたしね!
運営者 春眠