キッシュ・ロレーヌ(quiche lorraine)は聞いたことが有りますよね!
今回の記事はパート・ブリゼの続きになります。
どうしてもキッシュが食べたくなってパイから焼いて作ってみました。
パート・ブリゼを作った時の記事はこちらに⇒
練り込みパイ?ブリゼの特徴や失敗しない作り方は?キッシュを作る時は?
思っているよりも簡単に出来ますから、一度あなたも家でどうですか?
中身はあなたの好みでもいいと思いますよ。
キッシュ・ロレーヌ(quiche lorrene)って?
キッシュは16世紀、アンリ3世の時代フランスで生まれた料理で、チーズが入りタルトの郷土料理です。
キッシュの語源はドイツ語のケーキを意味するクーヘン(kuchen)で、
それがロレーヌ地方の言葉でküechen(キューシュ)
この料理がフランス全土に広がるにつれフランス語のキッシュ(quiche)になりました。
ここでなんで「何でドイツ語が?」って!
それはロレーヌ地方はドイツとの国境近くに有り、
色々な歴史的背景で食文化もドイツの影響を強く受けていたからです。
キッシュ以外でもあなたも良く知っているマドレーヌ(madeleine)・ババ・オ・ロム(baba au rhum)
なんかもこの地方で生まれました。
本来キッシュ・ロレーヌはベーコンだけを具材としていましたが、
家庭によってさまざまな具が入っていてこの地方の人にっとってはママン(maman)の味になっています。
伝統的なキッシュ・ロレーヌを焼いてみました(2017・7・17)
⇒キッシュ・ロレーヌの伝統的な材料と作り方で、基本をマスター!
良く知られているのがホウレン草と玉ねぎ・ベーコン・ジャガイモのタルトですね。
今回はキノコたっぷりのキッシュ・ロレーヌ(?)を作ってみました。
ベーコンだけだとボリューム感が・・・・・・・・・・・ね!
キノコたっぷりのキッシュを作る
材料は何でもいいと思いますが今回はキノコと言う事で、真ん中、中央が作っておいたパイです。
量は入るだけ自分の好きなものでいいです、参考までに今回の分量を記しておきます。
キノコたっぷりのキッシュの材料
ホウレン草……2束
ベーコン……40g
えのき……1/5位
エリンギ……1本(ちょっと大きめでした)
シメジ……1/4位
ジャガイモ……1個(ピンポン玉くらいの小さい物)
ポワロー…余っていたので入れちゃいました
グリエールチーズ……90gのを購入しましたが半分は使いませんでした。
エメンタルでも美味しいと思いますし、両方混ぜるのも有りですね。
味は落ちますが、とろけるチーズでもいいです。
パルメザンチーズ……適量です
卵……2個(SSサイズ)
本当は生クリームも使うんですが、買うのを忘れてしまいました。
でも負け惜しみではないですが、こっちの方が美味しいと評判は良かったです(本当に)
正直これだけの分量はすべては要らなかったです、大体この分2/3でよかったみたいでした。
作り方は
1、材料は画像を参考に切ってください。
ジャガイモは生のままの方が美味しいと思いますし、ホウレン草もザクザクと切るだけで十分です。
グリエールはスライスまたは卸します。
2、フライパンに少量のバターを入れベーコンとじゃが芋を炒めていきます
今回はポワローが余っていたので一緒に入れました、火は弱火でゆっくり炒めていきます。
強火ですとじゃが芋が焦げたりポワローが焦げたりで、仕上がりが苦味が出てしまいます。
3、じゃが芋を食べてみて、火が通ったらキノコを炒めていきましょう。
じゃが芋の食感は生から炒めた方が美味しく感じると思います。
キノコがシンナリしてきたらホウレン草も入れます、
チーズなんかが結構塩味がありますので、塩は少し控えめで味付けしますが
個人的な好みでブラックペッパーを入れました、あのちょっとした刺激が何ともいえません!
4、タルト生地に炒めた具材を入れますが、その前に卵とパルメザンをよく混ぜ合わしときましょう。
5、上から溶いて置いた卵をゆっくり入れていきます、
いっぺんに入れると中に浸みこむ前に周りからこぼれてしまいますよ。
卵を入れたら上からグリエールチーズをのせてオーブンで!
オーブンは180℃で約30分位です、チーズが溶けるころには、殆ど火は入っています
今回は生クリームを入れていないのであまり焼き過ぎると
卵が硬くなって美味しくないのでチーズに焼き色が付く前に出しました。
おわりに
チョットした夜の食事にワインとどうでしょうか?
パイ作りはチョット面倒で時間がかかるのは確かですけど、
後は自分の好きなものを入れて焼くだけでいいので簡単です、また作って置いて冷凍する事も出来ます。
チーズは溶けるチーズではなく出来るだけグリエールチーズを使うのがいいです。
味が全然違います、生クリームを入れると濃厚な味も楽しめます。
色々作ってみてはいかがでしょうか?
チーズは具材を入れる前に下に入れるのもいいですね、レシピによってはそんなものも有ります。
シンプルに玉ねぎのスライスを炒め、たっぷりベーコンを入れて作るのもベーコンの味をストレートに楽しめます。
この時にはベーコンの脂を切った方がいいです。
タルトも作ってしまえばそんなに面倒ではないですし、
少し多めに作って小分けし冷凍して置いてもいいですね。
それでもちょっと思ったのなら既製品のカラ焼き済みのタルトも有ります、でも味は落ちるのは確かですけど!
最後まで読んで有難うございました。
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