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今年はノロウィルスによる食中毒が多いみたいです!
そもそも何でこんなに流行しているのか?また今年のウィルスGⅡ.2型も変異していると言います、
その為大人も感染しているみたいです!
そこでもう一度予防なんかの記事を書いてみました。
関連記事⇒o-157やノロウィルスを出さない料理方法の注意点やコツは?メンチカツ事件から学ぶ!
ノロゥイルスGⅡ.2型って?
ノロウィルスの種類は結構たくさんあるようですが、基本的にはすべて同じなんだそうです。
少しだけ遺伝子の配列が違うだけで、起きる症状や予防方法はみな同じだそうです。
ただこのウィルスに対する特効薬はないのが現状です。
この型の流行は約10年前にもありました、ノロウィルスは一度かかると免疫が出来るそうなんですが、
10年前となると今の小学生の大半は生まれてませんよね!
その為に免疫のない幼稚園児や小学生を中心に流行しているみたいですね!
またここ最近ではこの型はほとんど息をひそめていましたので、免疫のない大人も多いようです。
最近の報告ですとこの型のウィルスが変異していて、大人にもかかりやすくなっているようです。
症状は?
ノロウィルスとほかの食中毒菌と違うのは、少ない数でも食中毒を起こすと言う事です。
また温度が低くても増殖します、その為に冬場の寒い時期にも食中毒を起こしてしまいます。
また感染力も強く潜伏期間も短く12時間ほどで発病してしまいます。
数が少なくても食中毒を起こしてしまうのですから、当然のことですね!
その発症は突然起きます、症状は嘔吐 下痢(水便性) 腹痛です!
なんか調子悪いかななんて感じも無く、突然起こるのですからたまったもんじゃないですよね!
感染経路は?
主にカキなどの二枚貝、人の腸管内、感染者の嘔吐・便などです。
貝に関してはある意味被害者とも言えます。
なぜって?
人から出たウィルスが海に流れそこに住んでいる貝などが汚染されてしまうからです。
その為にしっかり加熱しない二枚貝からの感染です。
一般にカキが危ないと言われるのは、生で食べる事が多い食材だからで、ハマグリやシジミも安全ではありませんが、
これらの貝は加熱して食べるので安全と言われています。
最近 三陸沖のカキの養殖所11か所中10か所のカキから検出され出荷を自主規制したニュースが有りました。
陸に近いところでは、しっかり処理されずに海に流れそれを貝が体内に蓄積してしまっているんですね!
腸管内に持っていても症状のない人もいます、キャリーと呼ばれる人です。
この人がトイレの後などちゃんと手洗いなどしないと、
いたるところにウィルスをまき散らしていることになります。
当然感染した人でも同じことが言えます。
感染者の嘔吐などがしっかり処理されず、乾燥してしまい菌が空中に舞ってしまいます。
この時に呼吸などで体内に入ってしまい発病してしまいます。
どれも手に着いたりしたくらいでは感染しませんが、
その手で食べ物を触ったものを食べたり、
手で口を拭いたりして体内に入ってしまうと感染してしまいます。
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予防は?
85℃以上での1分間以上の加熱で消毒できます、
温度が低くても長い時間加熱することによって同じ効果はあります。
二枚貝は生では食べないことですね!
とにかく手洗いが今のところ一番有効的です。
手洗いはトリクロサンの入っている石鹸がより良いです。
それは決して特別な石鹸でなくて、どこでも売っている、
キレイキレイ薬用ハンドソープ・液体ミューズ・ビオレハンドソープなどなど市販のハンドソープです。
完全には消毒は出来ませんが、より効果的のようです!
またもし家族に感染者などが出た時は、アルコールで消毒しても効果ありません!
効果的なのは次亜塩素酸です、これはキッチンハイターなどの漂白剤です!
大体100倍希釈程度で消毒が出来ます。
これでふき取るのがいいです。
まとめ
これから2月頃までがピークになると思われます、
少しインフルエンザと症状が似ているところもあるので、注意が必要ですね!
大体1週間程度で回復しますが、菌はまだ体内にいる可能性が有ります。
お医者さんで検査して完全に大丈夫であることを確認するのが一番ですが、
念のために消毒は一時はつづけた方がいいんじゃないでしょうか!
何より一番効果が有るのは手洗いがいいですね、
ノロウィルスを洗い流せば自分も感染しませんし周りにも広める可能性は少なくなりますので!
運営者 春眠
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