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o-157やノロウィルスを出さない料理方法の注意点やコツは?メンチカツ事件から学ぶ!

  • 2016年11月5日
  • 2020年6月2日
  • 食中毒
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今回メンチカツからo-157での食中毒事件が結構大きく取り扱われました。

確かに揚げたのもから食中毒って?て感じたことが一番の要因だた思います。

涼しい時期に起こるのはなぜでしょう?

またこれからの季節ノロウイルスによる食中毒も増えてきます!

o-157って?

virus_o157

0-157は大腸菌のて一種であることは知っていると思いますが、なぜこれほどまでに食中毒を起こすのでしょうか?

普通の食中毒を起こす菌などは、大体100万個以上に起きることが多いんですが、なんとo-157は100個程度で食中毒になってしまうほどの強い菌なんです。

この菌は低温にも強く冷蔵庫でも生きていますしまた酸にも強いため胃の酸にも負けず生きて症状を起こすと言う事です。

ただ熱に弱く75℃1分以上加熱することで死滅させることが出来ます。

だから今回の事件は少し衝撃的でした

症状は?

4~8日の潜伏期間の後に、激しい痛みを伴って下痢を頻繁なりやがて血便になってしまいます。

成人など抵抗力のある人は、感染しても無症状だったり軽い腹痛などで終わることもありますが、便などには菌がいますので家族や一緒にいる人に感染させてしまう可能性が有ります。

体調は顔面が蒼白になったり、全身がだるく感じまたおしっこの量が少なくなり、むくんでしまいます。

また眠気、幻覚、けいれんなども起こります。

メンチカツが感染経路?

熱に弱いはずのo-157が原因で冷凍メンチカツで食中毒が起きたのか?

それが今回の大きく報道された理由だと思います。メーカーである物から出るとは少し信じられなかったからですね!

いくら中が生だとしても汚染されているはずがないと信じてますから。

だだこの菌は本当に少ない数でまた低温にも強いと来てます。

だから内までよく火を通さなければならないですね!

今回はよく火を通さなかったために、内の温度は菌にとって良い状況になってしまったのが原因でした。

食中毒が多い時期は!

普通は梅雨の湿気の多く気温が上がってくる時期から秋口までです。

菌の増殖にとって良い環境による増殖が起こす食中毒。

物が腐りやすくなる環境によって腐ったものを食べて起こす食中毒。が多くなるからです。

o-157も例外なくこの時期が多いのですが、低温にも強いと言うので少し寒くても起こしてしまいます。ましてほかの菌に比べたった100個ぐらいですから!

ノロ食中毒って?

ノロウイルスの食中毒は冬場が最も多いです、確実に気温が下がる11月の終わりから2月頃がピークになります。

このウイルスもo-157と同じく低温に強く数少なくても食中毒になります(10~100個くらいで)

症状はかなりきついですが1~2日で治っていきます。

 

症状は?

食中毒の症状は大体似たようなものですけど、下痢と嘔吐でかなり苦しく、腹痛も激しいです。ただ症状は短く、収まっていきますがその後もウイルスを持っている可能性が有るため、しばらく養生しなければなりません。大体1週間ほどです。

ノロの感染経路は?

ノロウイルスは冬の時期に、アサリやハマグリ シジミ、カキなどの二枚貝に蓄積されていきます。

これらの二枚貝がもともと持っているのではなく、この時期の生息環境の海水や泥などに原因が有ると言う事がわかってきました。

人間の毎日の下水が処理しきれず海水や海の泥や砂に微量のウイルスを流れ出します。二枚貝は泥や砂と共に餌となるプランクトンを食べることに体にウイルスをため込んでしまいます。

対策は?

感染は二枚貝の生食によるものが多いですので、特にこの時期には生で食べることを控えるのが一番です。

でもこの時期のカキは本当に美味しいですし、完全に火を通すよりはどちらかと言えば温めるくらいの方が美味しいですし、生カキも捨てがたいですよね!

後感染者の嘔吐などは完全に消毒しなければ、乾燥するとともに空気に飛びさらに感染してしまう可能性が有ります。

アルコール消毒ではあまり効果が無く、ジアン塩素酸(漂白剤です)が効果が高いです。

まとめ

どんな食中毒でも手洗いとうがいが最も簡単で効果が高いと言われています。

特にこの二つの食中毒はほかのに比べ、数が少なくてもかかってしまうと言う事をしっかり認識して、完全に加熱することが最も効果的だと思います。

しかしどちらにしても人間がもっともっと環境に気を使えばそこまで大きくならないのかもしれません。

特に二枚貝にとっては加害者と言うより被害者なのかもしれませんね!

 

運営者  春眠