本日(10/31)チチンプイプイ(毎日放送)の朝ご飯を食べよでも特集されてましたよね!燻製のみそ味のハム!そこで家でも簡単に作れたらと記事にしてみました。
番組ではスモークチップにローリエ藁らなんかも一緒にスモークしてました。
そこで今回ベーコンを!自家製ベーコンは自分の好みで味付けできるし、添加物も無く安心出来ますよね!
ただし、保存期間が短いなどのデメリットはありますが、自分で簡単に作れたらいいと思いません?
今回は家で簡単に出来る作り方を注意することやデメリットについて書いてみました。
自家製ベーコンを作る
はじめて作って失敗したなんてないように、出来るだけシンプルに作ってみました。
本やネットでは塩に漬けて一週間なんてのが多いですが、もっと短期間で作るように考えてみました、それでもおいしく作れます。
材料
豚バラブロック(今回やく500gで作ってみました)
塩……15g(肉に対して3%、少し塩辛い方がいい時は4%でもいいです)
砂糖……15g(肉に対して3%、これが限界です。普通は塩の半分です)
スモークチップ(桜のチップです、色々ありますので試して好みで!桜かヒッコリーがお勧めです)
これだけですが、慣れてきたら好みで、ハーブなどを使うと自分だけベーコンが出来ます。
よく硝石を入れるとありますが、入れない方がいいと個人的には考えてます、ただし発色が少し悪いのでスーパーなどで売られている物からすると赤くないですけど、本来の色ですから!
作る手順
1、豚肉に塩・砂糖を擦り込みラップで包みます。
この状態で最低一晩、冷蔵庫で寝かします。できれば2~3日の方がいいですが1晩でも大丈夫です。時々ひっくり返しましょうとあるレシピが多いですが、これもしなくても大丈夫です。
本来1週間この状態で時々ひっくり返して寝かします。
2、1晩寝かしたら、豚肉が浸かる程度の水を沸かしますが、少し熱めのお風呂の温度位になったら豚肉を入れ強火で沸騰させます。塩抜きはしなくてもいいですよ!(少し多めの水で、少ないと塩辛くなる可能性が!)
本などのレシピではボールに水を張り肉を約1時間漬けておくとか、流水で20~30分とかありますが茹でる事である程度塩抜きと火入れが同時に出来ます。
沸騰したらすぐに火から外し蓋をして、粗熱が取れるまで放置しておきます。
鍋に合う蓋が無かったのでラップしました。
3、粗熱が取れたら、リードペーパーでよく水気を吹きます。内側の骨が有った部分はでこぼこしていますので、その中までよく拭き取るようにしましょう。そうしないとここから雑菌などの繁殖する可能性が有りますから!
4、網などの上にのせ、全体が乾きやすいようにして、冷蔵庫に1晩入れよく乾燥させます。全体が干からびたような状態がいいですね。
5、いよいよスモークします!家庭では 「スモーカーなんて無いよ!」と聞こえそうですが、フライパンとアルミホイル、網、それに蓋が有れば出来ます。フライパンはテフロンのものは、カラ焼きしてしまうと使えなくなってしまうので、テフロンがはげ買い替えて捨ててしまおうと思っている物などを使うようにしてください。
こんな感じでも出来ます。専用に出来るフライパンがあれば、直接アルミをしいて上にチップをのせ、その上に軽くアルミをかぶせて、その上に網をのせる方がきれいに早く仕上げる事が出来ます。チップの上のアルミは豚の脂が溶け落ちて消えるのを防ぐためです。
画像の方法は結構速く煙が出なくなるので、何度も同じ作業をしなくてはならなくなります。
綺麗に色付いたら完成です。
いかがですか!家にあるもので思ったより簡単にできます、慣れないと結構手間に感じますが、作ってみるとなんだそんなに難しくないと感じるはずです。
このベーコンは出来てすぐはあまり美味しくないです、スモークがやたら変な感じで豚肉も味がバラバラで失敗したと思うかもしれませんが2~3日後にはなじんで、既製品よりおいしくなります。
最後に
スモークは時間はかかりますが、そんなに難しくはないと思えるはずですし、スモーカーが無ければチップを売っているところで段ボールの使い捨ても売っています、大体1000円位で、4000円くらい出せばしっかりしたものも売っています。
段ボール製は売っている物を参考にすれば自分でも簡単に作ることもできます。
本格的に作るとなれば温度計やスモーカーに内蔵されている物も必要となります。
自家製は衛生の面で少し問題が有りますので、長期保存はできません、冷蔵庫で1週間くらいですし、冷凍しても1か月くらいです。(3カ月位は食べられますが、家庭の冷凍庫では冷凍焼けしてしまい風味も悪くなってしまいます)
しかし自分でつっくる燻製はお店で売っている物よりおいしいことは間違いないです。
本にあるようなレシピですと塩付けを1週間している間に菌が繁殖してしまい腐敗する可能性が有ります(衛生面の知識が少し必要になりますから)、今回の作り方はそんなに長く置いておかないのでそんなリスクも少なくなります、それでいて、そんしょくない仕上がりになりますので是非一度作ってみてはどうでしょうか!
運営者 春眠