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料理をする時に知ってて欲しい基本的な事の記事を今回まとめてみました。
調理をする時は焼く、炒める、蒸す、揚げると調理方法が有りますよね!
その特徴と言うか!その仕組みはなんだってことを、基本的な事ですので理解していればコツがわかりやすくなって一段楽しく美味しく作れるようになると思います。
料理の加熱って?
料理は加熱したり発酵したり、冷やしたりなどなどの行程が有りますが、ほとんどの料理には加熱することが行われます。
加熱することで食感や風味をが増して美味しくなりますし寄生虫や最近を殺して食中毒の予防になりますよね!
加熱には「焼く」「炒める」「揚げる」「煮る」「蒸す」の5つが有ります。
これらの事について一つづつ簡単に説明します。
関連記事⇒料理作業の区分
焼く
「焼く」は人が初めて手に入れた調理方法です。
他の料理方法は大体1万年ほどしかたたないのに対して、「焼く」は人類が火を発見して以来の調理方法です!
大体12~13万年の歴史が有ります。
遠赤外線での調理となります、遠赤外線は風などの影響をうけません、その為に炭火で焼く時に風を送りながら焼く事が可能なんです。
関連記事⇒焼くと言う調理って?料理をする時知っておきたい事って?
炒める
イメージ(キノコの炒め物)
「炒める」はフライパンなどに少しの油を入れて、食材を混ぜながら手早く加熱することです。
「焼く」事との区別は少し曖昧な所も有りますが、大きくは油を使って混ぜながら短時間で加熱すると言う事になります。
油の比熱は水の二分の一以下なので、わずかな熱で温度が上がりやすとい特徴があります。
油が食材に付き加熱の温度が均一しやすく、油の脂溶性の効果で食材に香りや味にまろやかさを付ける事が出来ます。
普通炒めると言う作業はフライパンをカラ焼きして油を入れ温度を上げ、食材を炒めますので家庭でよく使われるテフロン製には少し注意が必要になりますよね!
テフロンはカラ焼きするとコーティングが劣化しますし、油を弾いてしまいますので、食材とほとんど同じタイミングに入れた方がいいですね!
関連記事⇒料理のコツ炒める1
揚げる
「揚げる」は100℃以上の高温に熱した大量の油に食材を入れ、油の対流によって加熱する方法です。
「煮る」と煮ていますが温度の差が違うと言う事が大きな違いで、この温度が「煮る」と大きく食材に与える影響が違ってきます。
100℃以上(150~190℃)と高温の為水分が蒸発しサクサクと仕上がります、また油が食材に吸収され栄養や風味が良くなる効果もあります。
関連記事⇒揚げると言う事
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煮る
イメージ(ビーフシチュー)
「煮る」は温められた水の対流によって食材を加熱すると言う方法です、水を媒体としているために100℃以上にならないと言う利点が有ります。
この利点は水がなくならない限り焦げることなく、長時間加熱し続けられると言うっことになりますよね!
またこの加熱方法は、食材のなかの水溶性の成分を溶かしたり、調味料の浸透にも一役買っています。
関連記事⇒煮ると言う事
関連記事⇒浸透圧と料理、味付け”さしすせそ?”の理由を考える
蒸す
「蒸す」は水蒸気を利用した加熱ですよね!
水蒸気は100℃以上で発生しますが、蒸し料理と言うのは水蒸気の熱が食材に奪われていくと言う過程で加熱する方法なので食材は100℃以上にならず、ゆっくりと加熱されていきます。
その為に蒸料理と言うのは、ふっくらとしっとり仕上がると言う特徴があります。
「煮る」と似ていますが、「蒸す」と言う加熱方法は水蒸気と言う気体を利用していますので、旨みや栄養が流れ出にくく、煮崩れしにくいと言う事になります。
今ではレンジにとって代わっていますが、美味しく食べたいのであれば蒸し器を使った方がより美味しく仕上がります。
なぜなら電子レンジはマイクロウェーブで食材の水分の分子を振動させ加熱する方法の為、食材の内部から加熱されてしまうためです。
関連記事⇒蒸すと言う事
最後に
調理する(加熱)についてのまとめ記事でした。
詳しく書くとかなり細かなことまでなりますが、調理と言う事は大体分かって頂けたでしょうか?
それぞれのメリット・デメリットが有り、メリットを生かして料理を作る!それが調理だと思います。
色んな加熱のメリットを最大限に利用し、それぞれのデメリットをカバーする!
その為に知っておきたい基本を書いてみました。
お役にたてればと思います!
卵を基本に調理を考える記事も参考に⇒料理の基本?卵料理に調理を考えてみる!
また食材の特性や化学的な反応による料理のコツのまとめ記事も紹介していきたいと思いますので、
是非その時は読んでいただいて、あなたの料理に役立てたらと思っています。
運営者 春眠
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