シュリンプカクテル!ちょっと家で作ることは無いかもしれませんが、結構簡単ですし簡単なパーティにも使える料理です。
半分に切って茹で卵とクラッカーの上に乗せたりしてカナッペに、カクテルソースを添えてシンプルにしたり、サラダとしてもいいですしね!
知っておくと何かと便利だと思いますよ!
海老の種類
カクテルを作る時どの海老を選べばいいんでしょうか?
どの海老でもいいですが、それぞれの海老についてその特徴を簡単に紹介しますね!
ホワイト
クルマエビ科の海老です。
天然なのでエビの甘みはしっかり有りますが、値段は高めです。
主に東南アジアからの輸入はが中心です。
ブラックタイガー
スーパーなどでよく売られている海老ののひとつです。
加熱するとプリプリ感が一番強く感じられる海老ですが、敏感な人には泥臭さを少し感じてしまうかもしれません。
バナメイ
バナメイが一時期安く売られていたので、どこでもバナメイを使っていました、
ブラックタイガーに比べ同じ広さの養殖所で約3倍の養殖が可能でしたので、安く仕入れる事が出来ていたのですが、
タイの養殖所で病気によりほとんど全滅状態となり、少なくなったために少し値段が上がってしまい、
今ではブラックタイガーとあまり変わらないようです。
今はインドネシアからの輸入になっています。
味は甘みが強く感じられます、また海老の旨みも感じられますが少しカビと言うか苔と言うか、そんな臭いが感じられます。
フラワー
ホワイトに比べほんの少し安く買う事が出来ます。
味としては身が少し柔らかく甘みが強い海老です。
大体よく売られている海老はこの位の種類だと思います、個人的におススメはブラックタイガーです。
プリプリ感が存在感を強調しているようで、硬いと言われればそれまでですけどそれに色もきれいに出やすと言うのもおススメの理由です。
バナメイも捨てがたいですね、エビの甘みはこちらの方が強く感じられますからね!
海老のカクテルを作る
材料(今回はブラックタイガーで作りました)
レモン・人参・玉ねぎ・塩・白ワイン(なくてもOK )野菜はクズとか半端でいいです!分量は適当でいいんですが人参は玉ねぎの半分までです。
あまり野菜が多いと甘みが強くなりすぎますので入れすぎないのがコツです。
ほんのり野菜の甘みが付くくらいで十分ですよ!
これを10分位沸かします。あまり長く煮ていると野菜のえぐみも出てしまいますので10分位で十分です。
別の鍋を温めておき熱くなったところに海老を入れ炒めるイメージで加熱します。
全体が軽く色付いたところで、先ほどの野菜のブイヨンを入れるのですが、出来るだけ温度が下がらないように強火で作業した方がいいです。
常に強火で、温度ムラが無いように軽く混ぜます。
一度完全に沸騰したら、10秒くらいでOKです!
なぜ常に温度を気にするかは、海老は80℃を越すと硬くなるだけで美味しくなくなりますから、出来る限り短時間で加熱しないと、中の温度が上がってしまい、海老本来の美味しさが味わえなくなります。
野菜のブイヨンの半分は出来れば氷水で冷やしておいた方が、海老の温度を速く冷ます事が出来ます。
完全に冷めたらリードペーパーなどで水分を拭き、剥いて完成です!
すぐに食べ無い時はブイヨンごと冷蔵庫に入れて保存します、乾燥しませんからね!
手前の海老はカナッペなんかに盛る時の切り方です。2尾の海老を半分にして同じ向き同士で組み合わせると綺麗に丸く出来ます。
その時はエビバターと言うものを作るとより美味しく出来ます、
エビバターはエビの殻と野菜(玉ねぎ・人参)をよく炒め、少しトマトペースト入れて、ブランデーを少し加えて、水を入れ海老のうまみを引き出した液体をバターに練りこんで作ります。
既製品のアメリカンソースで代用できますが、いろんな味が付けてあるので正直美味しいとは思いません。
後はソースですね!
カクテルソースはレホール(西洋わさび)とケチャップ・レモン汁と少しのウスターソースにタバスコをマヨネーズに合わせて作りますが、
ケチャップとマヨネーズにレモン汁だけでも十分美味しくいただけます。
アクセントにタバスコを少し入れるとなおさら美味しいと思いますよ!
出来ればパセリのみじん切りを加えるとなおさらいいですね!
最後に
いかがでしょうか?
コツのひとつは海老を加熱しすぎないと言う所に有ります、理想は海老の中心が少し透明かなぁ位がいいです!
これは海老フライにしろ何にしろ海老を料理する時に心掛けておきたいことです。
ゆっくり加熱もあまりいいとは言えない調理方法ですね!
低温調理や蒸し物はちょっと違いますけどね!
また中華料理であのプリプリ感は重曹水に漬けこんでいます。ただし水分を含んでしまうので海老の美味しさが失われてしまいますので、作る料理を考えて使うのも有りです!
またこの海老を使ってカナッペやサラダなんかも作れますので、簡単なパーティーなんかにいいと思います。
運営者 春眠