寒い季節が近づいてくると、体が温まる鍋料理が食べたくなりますよね!
今回ポトフを作ってみました。本当に簡単です、だって本来フランスの家庭料理ですし料理名からも ”pot au few“ 意味は火にかけた鍋(直訳ですけど)ですからね!
材料も特には決まりもありません、とりあえず肉の塊や野菜などを鍋に入れて煮るだけっていうのが基本です。
レシピ本にはよく牛肉の塊が出ていますが、あまり気にすることは無いです。牛肉は牛肉のうまさが、鶏肉には鶏肉のうまさが,豚には豚肉の良さが(ただしソーセージやベーコンを使う事が多いので少し、しつこくはなりますが)
鶏肉で作れば安い材料代でも美味しく出来ますから!
今回の材料
(3人前)手羽元…6本
キャベツ……4分の1
人参……1本
ベーコン(切り落とし…60g
シメジ……1pc
じゃが芋……3個(中くらいの大きさ)
ウインナー……6本(1pc)
牛肉も捨てがたい旨さが有るんですけど、今回は財布にやさしく鶏肉で。野菜も冷蔵庫にのっこている物なら何でもいいですけど、人参とキャベツは欲しいところです。
ベーコンも塊がいいですが、美味しいのがなかなか手に入りずらいので切り落としでも(今度自家製のベーコンを作ってみようと考えてます)
鶏肉は今回手羽元を使いました、モモ肉の方が食べやすく美味しいんですが骨付きが無かったもので(鶏を使うときは出来るだけ骨付きの方がスープが美味しくなります)
ジャガイモはメークインでも男爵でもいいんですが、男爵は煮崩れしやすいのであまり煮込むような料理には向きません、ポテトサラダやコロッケなどホクホク感があった方がいい時に使うのがいいですね!メークインは繊維がしっかりしているので煮崩れしにくいので煮込み料理向きです。
材料は出来るだけ大きめに切って存在感が有るようにしましょう!
ポトフを作る
ただ材料を鍋に入れて、ゆっくり煮てもいいんですが、今回は少し味にコクを付けたいので少しだけ手間をかけています。とは言ってもそんなに手間はかけていませんけど。
1.鶏肉に塩をして(胡椒はしなくても、好みで)焼き色を付けます、焼く事でスープにコクが生まれます。
2.鶏を焼いたフライパンで人参、じゃがいもを炒めます。人参は炒めることで油と結びつき甘みが増しますし、じゃがいもは煮崩れ防止にもなります。まず人参を炒め、途中でジャガイモを炒めるか、別々に炒めるかですね!
3.鶏肉と炒めた野菜を鍋に入れ、水を入れ煮ていきます(ここで市販のコンソメを入れてもいいですが控えめに!)
4.沸騰してきたら火を弱めアクを取り除き、ある程度アクが取れれば、ベーコン、キャベツ、ソーセージ、キノコなどの野菜を入れ、落し蓋をしてゆっくり煮込んでいきます。沸騰はさせないでください、じゃがいもが煮崩れてデンプンでスープがさらに濁ってしまいます。
後はただ待つだけです。キャベツがクタクタになるのを目安に出来上がりです。
盛り付けて完成です。マスタードを添えてbon appetit!
コツのまとめ
いかがでした?簡単でしょ!材料は書いていたように、これをっと決まりはないですが、ベーコンまたはソーセージ、キャベツ、人参は必ずと言いて入っているようです。
肉は牛肉が多いみたいです、またニンニクを少し入れるのもいいです。ジャガイモは入れない方がスープが濁らないので入れない方が良いて書いてあるものも見かけますが、やっぱり美味しいですしお腹にもたまります!
あと、これからの季節 かぶらとか大根もいいですね!かぶらはあまり煮込むと柔くなりすぎるので、出来るだけ仕上げの手前で入れます。
おでんは思ったよりも材料代が高くつきますが、ポトフは思ったよりは安く出来ますよ。
透き通ったスープに仕上げたい時は、炒めず生から煮込んでいきます、その時も決して沸騰させてはいけません!
炒めて作ると味にコクが生まれ、炒めずに作ると優しい味に仕上がります。好みでどうぞ!
レストランでは野菜を形よく切り、それぞれの食材を別々に煮て味付けして最後に一緒に煮込んで味に統一感を与えます。きれいに見せるにはそれなりに手間をかけなければなりませんが、家で作る時にはあまり気にせず一緒に煮込んだ方がそれぞれの味がお互い複雑になって美味しくなります。
もともと家庭料理ですからね!寒い季節和風のおでんもいいですが、ポトフもいかがですか!
運営者 春眠