いつもの(?)豚カツをちょっとバージョンアップしてみませんか?
レストランのメニューで時々見かける(最近あまり見かけませんが)豚ロースのパネソテー・コルドン・ブルーを家庭で食べやすいようにアレンジして作ってみました。
大葉が何とも言えず、美味しいですので是非一度作ってみてはいかがでしょうか!
コルドン・ブルー(cordon bleu)
ポークパネソテー・コルドン・ブルー(panè sautè de porc à la cordon blue)
色んなレシピが有りますが、私がホテル時代に教えていただいたのを紹介しておきます。
もう30年ほど昔ですけど!
そのころのランチで1200円位だったと記憶しています。
生ハムとチェダーチーズを豚ロースに挟んで、パン粉をつけてフライパンに
多めの油とバターでこんがり色付けて、オーブンで火を通します。
付け合せは昔はポテトと人参、それにインゲンと言うのが定番でしたね!
ソースは約2週間、手間暇かけて作っていたデミグラスソースでした、このソースはこの頃では、
もうここまで手間と時間をかけて作っていた所はほとんど無かったと思います、本当に美味しいソースでした!
作り方
豚カツ用の厚めの肉を切りいてするのもいいんですが、簡単にしたいので今回生姜焼き用の豚ロースを使いました。
厚さも丁度いい感じですからね!
塩・胡椒して小麦粉を均等に振ります、小麦粉は茶こしを使うと綺麗に均等に振る事が出来ます。
重ねる方向を確認してくださいよ!でないと包みににくくなりますので!
小麦粉はくっ付ける為ですので、あまり多く振らないでください
そして真ん中寄りは淵にしっかり振るようにしてくださいね!
そこにロースハム(もし生ハムを使うのなら塩は控えめにしましょう!生ハムは結構塩辛いですからね)
大葉・チーズ(ピザ用でいいですね)と重ねます。
大葉は一人前2枚使いました。チーズにしろ大葉にしろ好みの分量でいいと思います、でもチーズは多いと包みにくくなりますし
焼く時に(または揚げる時)シッカリ包んでおかないと出てきますので、ほどほどに!
豚の向きを合わせて重ね、裏と表にしっかり小麦粉を振ります、この時も茶こしを使うと均等に振れますがパン粉をつける為ですので、あまり神経質にならなくていいです、いつもしているようにで結構ですからね!
パン粉は細かい方がいいと思いますがパン粉のサクサク感が好きな人は粗めでいいですね!
フライパンに少し多めのサラダ油を入れ温めます、パン粉を少し入れてすぐに色付かず泡が出るくらいの温度が目安です。
あまり高温で無い方がいいです、バターを入れるとより風味良く仕上げられます。
きれいな焼き色が付いたら裏返します、豚肉自体あまり厚くないので結構火が通るのは早いですので生かなって心配はあまりしなくても大丈夫ですね。
別の鍋でソースを作っておきましょう!
トマトフォンデュ(⇒トマトソース(トマトフォンデュ)ってなに?いろんな料理に使える便利なソース!)が有ればそれを温め、塩で味を調えバターを少し加えるだけで十分ですが、
なければクラッシュのトマト缶を潰しながら温め少しの醤油を入れ軽く煮詰めてバターを入れるだけでも結構いけちゃいます。
トンカツソースやウスターでも、それなりそれなりでいいんですが、チーズや大葉の味を殺してしまう様でチョットもったいないと思います!
仕上げに入りましょう。
今回はキャベツとジャコのパスタを作りましたが、トマトソースなのでシンプルにオリーブオイルだけのパスタでも美味しくいただけますね!
当然ホット野菜でもいいんじゃないでしょうか!ブロッコリーや茹でたポテトも美味しそうですね!
今回のパスタ、本当は春キャベツとにんにくのパスタ!春に美味しいパスタです!
春キャベツもシラスもまだ出回っていませんでしたから、出回ってきたらしっかり作り方を紹介します。
なんといってもどちらも春が旬の食材ですからね!
最後に
このコルドン・ブルーは薄くスライスした豚肉を何枚かで包んで俵状にして揚げたりするレシピもよく見かけます。
また冷めても美味しいので小さいく包んで揚げてお弁当にもいいと思います、
その時は中にトマトかフォンデュを少し一緒に包んでおくといいんではないでしょうか。
今回は豚肉でしましたが鶏胸で作るレシピも多いですね。
キエフ風も参考に⇒チキンカツキエフ風の作り方!レストランの味を家庭でも
でも大葉が入るレシピはほとんど見かけません(大葉の代わりにバジルでも美味しいです)コルドン・ブルーとしては、、、と言う事なんでしょうかね!
でも大葉は安心できる味でいいと思うんですが、あなたはどう思いますか?
運営者 春眠