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トマトの冷製パスタは日本生まれ?茹で方のコツや作り方は?

これから暑い季節になります、食欲も落ちてしまいますが

そんな時冷製パスタなんてどうでしょうか?

トマトの冷製パスタ!今では当たり前のように夏になると出てくるメニューです、

「本場イタリアでは、さぞかしいろんな冷製パスタがあるだろうなぁ」なんて思っていませんか?

イタリアでも最近は当たり前のように食べているようですが、この冷製パスタは日本生まれなんです!

確かに初めは1970年代にミラノのグワルティーロ・マルケージと言う人が

キャビアの冷製パスタのオードブルが初めのようですが、、、、

今回はそんなこんなの冷製パスタの茹で方や作り方の記事になります。

トマトソースの冷製パスタは日本生まれ?

確かに冷製パスタの始まりは、イタリアのシェフグワルティーロ・マルケージが来日の際、

ざるそばをヒントにキャビアの冷製パスタを提供したのが始まりのようですが、

これはあくまでもオードブルとしてサラダ仕立てでした。

パスタとしての地位は確立していませんでした(正直イタリア人にとっては受け入れがたかったんでしょうね)

今日のようなトマトソースの冷製パスタを(今ではいろんなバリエーションがありますが)確立したのは、

リストランテ・ヒロの山田宏巳氏が冷製トマトのカッペリーニを提供したのが始まりです。

このパスタのソースはフルーツトマトをざく切りにしてオリーブオイルとバジルで合わせたパスタです。

 

冷製パスタにはカッペリーニ(0.9㎜)このほかにもフェデリーニ(1.4㎜)がよく使われます。

手軽で美味しいトマトの冷製パスタの作り方

リストランテ・ヒロのようにフルーツトマトは家庭ではちょっとお値段が、、、、

そこでイタリアでは定番と言うか、どこの家庭でも作っているといわれる(本当かどうか定かではないですが)

ケッカソースで冷製パスタを作ります。

このケッカソースは本当に万能ソースと言っても過言ではないです。

以前書いたトマト・フォンデュと同じ魔法のソースと言ってもいいでしょう。

トマトソース(トマトフォンデュ)ってなに?いろんな料理に使える便利なソース!

 

ケッカソースを作る

このソース本当に便利で、トマト・フォンデュの両方を作れれば料理レパートリーはメッチャ増えます。

ケッカソースはブリスケッタやカルパッチョ・グリルの魚や鶏肉とも相性がいいです。

ぜひこの機会に覚えておきましょうね!

材料はトマト・バジル・にんにく・エクストラヴァージンオリーブオイル(ピュアでもいいんですができれば)

分量はお好みでいいでしょうが目安として

トマト……3個

ニンニク……25g

バジル……大き目の葉っぱ5~6枚

オリーブオイル……60㏄

はちみつ……15g(なくてもOK)

作り方は

トマトは1㎝各位に切ります、口当たりをよくしたいのなら湯向きしてから、

まず半分に切って種を取ります。

種を取ったら約1㎝位の角切りにしてこちらもザルにとります。

トマトを選ぶときは最近マスコミでもよく紹介されていますから、あなたも知っているかもしれませんが

トマトのお尻に星のあるものを、そして縦にすじがしっかりしているものがいいです。

 

トマトとみじん切りにしたニンニク・バジルをざっくり混ぜて冷蔵庫で一晩これで出来上がりです!

今回はトマトの水分を「捨てるのはもったいないかなぁ」と思ったので、

ドレッシング風にして作りました、ここでのポイントは乳化です。

乳化は料理の基本の一つなので出来ればマスターしましょう!

乳化をマスター?料理を美味しくさせる秘密!

トマトの水分に、少しずつオリーブオイルを入れながら混ぜていきます。

ここにトマトのざく切りを入れて少しはちみつでコクと甘みを加えます。

これでケッカソースの完成です、すぐに使えますができれば一晩冷蔵庫に置いたほうが、

ニンニクの辛みがマイルドになります。

トマトの冷製パスタを作っていきます

さて今回の記事の本題であるトマトの冷製パスタを作っていきます。

と言ってもケッカソースが出来ていれば、正直なところ後はパスタを茹でて混ぜるだけですけどね!

でもこのパスタのゆで方にちょっとした工夫が、、、、

冷製パスタのゆで方は?

イタリア人がどうしても冷製パスタがなじめなかった理由の一つが茹で方だったそうです。

日本のうどんや蕎麦・ソーメンには麺に塩味がついていますから、

茹でて水洗いしてもおいしく感じられますが、パスタは塩水で茹でます。

それを冷水で洗い流すと味がどうしても呆けてしまいますし

ヨーロッパでは料理を冷やして食べるという文化があまりありません。

 

そこで少し工夫が必要です、まぁ!冷製パスタを美味しく食べるコツの一つかもしれませんね!

考え方や方法はいくつかありますので、あなたが一番いいと思う方法で!

 

茹で方その1

茹でるときの塩の量を増やす。

普通 水に対して1%の塩を入れたお湯で茹でますが、1.2%にして少し塩辛いお湯でのでるという方法です。

正直1番簡単ですが、あまりお勧めしません。

 

茹で方その2

普通に塩水1%のお湯で茹で、0.5~1%の塩を入れた冷水で冷やします。

確かに ”その1” よりはいいと思いますが、その1も2もどうしても水っぽくなってしまうリスクがあり、

よく水気を取らなければ仕上がりの味がどうしてもちょっとおいしくないです。

 

茹で方その3

1番お勧めしたい茹で方ですが、ちょっとだけめんどくさいです(笑い)

パスタは普通に1%の塩水で茹でますが、氷水にボールを浮かべボールをよく冷やします。

ここに茹で上がったパスタを入れ少しのオリーブオイルを入れ、よく混ぜできるだけ早く冷やします。

これだと水っぽくならずに、パスタの味もボケず仕上がりも最高においしいです。

もしあなたが面倒だと思うなら ”その2の方法” で茹で、リードペーパーなどでしっかり水気を拭き取ってください。

 

 

後はケッカソースで合わせ完成です。

 

終わりに一言

カッペリーニのトマトの冷製パスタ!これからの暑い夏の季節!

ぜひ加えたい料理の一つですね!

そしてこのケッカソース本当に便利なソースで冷蔵庫で1週間くらいは保存できますし、

日がたつに従いよりマイルドな味になります。

暑い季節にもってこいのソースの一つですね。

(ブリスケッタ)

(サーモンのサラダ)

気を付けたい家庭での暑い日の料理での悪夢の一言、、、

これから暑い日が津木菟と食欲も落ちるというもの、当然料理を作る人も疲れ気味、、

そんな時の会話はちょっと注意が必要かもしれませんね!

嫁:「今日の晩御飯何にしようか?」

あなた:「暑いし食欲もあまり無いし、簡単にソーメンでも」

この会話が危険な空気の始まりです。

 

あなたは気を使って簡単にソーメンでも(冷製パスタでないのが救いかもしれませんが)

のつもりでも、作る人にとってはこの暑い中疲れているのに

嫁の心の中

「別に食べたくて仕方ないんじゃないんでしょ!この暑い中お湯を沸かしてつくれって!」

とちょっと怒りの気持ちが起きてしまう可能性が、、、、

 

そうなんです「~でもいい」の「で」は食べたくて仕方がないんじゃなくて、

面倒だからの意味が含まれているんですよ。

 

もしあなたが食べたくて仕方がなくて、「暑いからソーメンが食べたい」と言えば

嫁も「仕方がない、作ってやるか」と作ってくれるんです。

ちょっといや~な空気が、、、、、

 

言葉はよく選ばなければね!経験談でした!

出来れば「今日は私が何か作ろうか?」くらいのやさしさがあったら、、、、

 

最後までお付き合いありがとうございました。

 

運営者   春眠