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ブッシュ・ド・ノエル/薪の形がクリスマスケーキの定番になった謎や由来!?

クリスマスケーキの定番と言ったら、あなたもブッシュ・ド・ノエルをイメージしますよね!

イチゴのケーキ・・・・それもありですけどね。

薪の形のブッシュ・ド・ノエルがなぜクリスマス定番ケーキになったか?

不思議だと思いませんか!と言うことで謎や由来についての記事になります。

ブッシュ・ド・ノエルの意味

ブッシュ・ド・ノエル(Bûche de Noël) これはフランス語でBûche(ブッシュ)は「薪」

deは「~の」英語のofのようなイメージ、Noëlは「クリスマス」と言うことで

直訳すると「クリスマスの薪」と言う意味になります。

 

だから「クリスマスのケーキ」なんですね!と言えば終わっちゃいます。

・・・・・・・なんでクリスマスに薪??

確かに冬なので薪でも不思議じゃないんですが・・・・

冬のイメージなら何でもよかったのでしょうか?

 

薪の形になった由来?

ケーキの形が薪となってクリスマスに登場するのは19世紀になってからです。

フランスのあるケーキ屋がつくったとと言うことらしいんですが、

なぜ薪の形で作ったんでしょうか?

 

北欧のユールと言う祭り説

北欧では今でもクリスマスのことを「ユール」と呼ぶ地域もあるようです。

この「ユール」はもともとケルト人やゲルマン人が冬至のお祝いをしていた祭りで、

「ユールログ」と言う木の幹を薪として冬至のころ燃やし続け、

燃えている間は悪霊から守られているとして、お互いに贈り物をしたり

ご馳走を食べていたそうです。

ケルト人と言うとハロウィンもケルト人の文化が発祥のようです

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灰が魔除けになる説

前年の冬に燃やしていた薪で作った灰はその年の1年の魔除けになるという説です。

灰が魔除けにと信じられたのは、

灰を水に入れて置くと綺麗になったり、

畑にまくと虫除けになって肥料と!

と言うことで炭は害を除くところから魔除けにと信じられたようです。

 

イエス・キリスト降誕説

キリスト教ではキリスト誕生を祝って、夜通し暖炉に薪をくべて燃やしお祝いしたという説。

 

ところでクリスマスってなんのお祝い?

とりあえずは薪の形になったという説は紹介しましたが、

肝心のクリスマスってなんのお祝いか考えておかなければ、

薪との関係が分からなくなってしまいます!

 

あなたはクリスマスは何のお祝いか答えられますか?

・・・・

そうですよねイエス・キリストの誕生をお祝いするお祭りですよね。

christmas!!

christは「キリスト」の事で、

mas(mass)「ミサ」の事です。

 

クリスマスはイエス・キリストの誕生日?

イエス・キリストの誕生日と書きましたが、

さてさて12月25日がクリスマスになったのは紀元世紀ごろだと言われています。

少し考えて見てください?

イエス・キリストの誕生日????

誕生日ならなぜ?年末なの?

イエス・キリストの誕生日をお祝いするのであれば1月1日とかに成るんでは?

・・・・・・そうなんです!誕生日でなく(聖書にも載っていません)

イエス・キリストの降誕をお祝いする日なんです、

それならば1年間有難うございましたと感謝を込めて年末でもおかしくないですからね。

クリスマスの始まりはいつから?

話を戻して、年末(冬至)のお祭りは北欧には何がありましたっけ?

「ユール」ですよね!

クリスマスは先ほども書きましたが4世紀ころから始まったと言われています

つまりキリスト教が世界的に勢力を伸ばし強くなってきてから定着したと考えるのが、

説得力があります。

それまでは「ユール」とは少し違いますが、ミトラ教と言う太陽神崇拝の宗教が主流でした。

この宗教では、冬至の次の日(当時は12月25日)が太陽が復活する日として、

太陽神の誕生を祝い、冬至頃から「ユール」と同じようなお祭りがあり、

贈り物をしたり、ご馳走を食べお祝いしていたそうです。

 

その後キリスト教が勢力を伸ばし始めると同時に、ミトラ教は衰退して当時のお祭りが

太陽神に代わってイエス・キリストの降誕祭として始まったのではないかと言われています。

こうやって考えると「薪」と「クリスマス」が結びついても不思議ではないですね。

 

クリスマスにブッシュ・ド・ノエルが定番ケーキとなったまとめ

「薪」がクリスマス以前から冬至のお祭りに無くてはならないもの、と言うことはわかったと思います。

ケーキの形が「薪」になった説でのイエス・キリストの降誕説はちょっと説得力に欠けます(個人的見解)

 

ユールと言う北欧のお祭りと太陽神崇拝のミトラ教の太陽神復活のお祭りが結びついて、

「ユール」で燃やしていた「ユールログ」と言う木の幹やその灰が魔除けになることが由来で、

「クリスマス」と「ブッシュ・ド・ノエル」が結びついたんだと考えるのが自然です。

 

ブッシュ・ド・ノエルの誕生は?

先ほども書きましたが、「ブッシュ・ド・ノエル」は19世紀に入ってからと言われています。

理由は、

その頃になると暖炉が器具に代わり始め、薪を燃やすのが難しくなり始め、

誰がつくったかは、記述がありませんがフランスのケーキ職人が考案したと言われています。

そんなこんなで、「ブッシュ・ド・ノエル」はフランスのクリスマスの定番ケーキになりました。

ブッシュドノエルやクリスマスに作ってみたい料理記事の紹介記事

ブッシュドノエルをオーブンがなくても作れる記事

クリスマス定番!ブッシュドノエルをフライパンで作れる?レシピや作り方は?

クリスマスに作ってみたい料理は

クリスマスにも?家庭で出来るパーティー料理は?過去記事からまとめてみた!

クリスマスに作ってみたい牛肉のパイ包みウエリントン風!家で作れる?

ジェノワーズとビスキュイどちらのブッシュドノエルがいいのかの記事も近々書くつもりです、

かけたらすぐにアップします!

最後に一言

ブッシュ・ド・ノエル」が、なぜクリスマスケーキの定番なのか考えもせず毎年作っていました。

今年も作るつもりで

「生クリーム?バタークリーム?どっちで作ろうか」と話していた時、

「なんでクリスマスに薪の形なんでしょうね?」

「・・・・・・・・・・・?」

こんな出来事が、今回の記事を書くきっかけになりました。

何事も考えず、あたかも知っていたかの如く当たり前に作業しているんあだなぁと感じた今日この頃でした。

 

ちこちゃん!じゃないけど

「ぼぉ~と!生きてんじゃねーよ!」と言うことですね。

反省!

 

お付き合いありがとうございました

 

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